お仕事中失礼しますが、なんちゃってSEです。
その5ですが、今回はWEB-GISについて、ちょっとお話を。 WEB-GISの参考として、横浜市が昨年公開した「横浜市統計GIS」はオープンソースだけで作ったサイトがあります。 http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/gistat/ 前回も書きましたが、WEB-GISとは「特別なソフトウェアをPCにインストールすることなく、WEBブラウザーでGISデータを見ることができる」と言うものです。 では、どうやってWEB-GISサービスが提供されているのか? そのサービスを提供するまでを順番に見ていきましょう。
1.WEB-Serverを立ち上げる。 まず、このサービスがないと何も始まりません。(ハードウェアについては別途用意するなり、レンタルするなりしておく。) 「http://... 」なんたらでアクセスできるサービスを開始します。 apacheと言われるWEB-Serverがよろしいかと。 → http://www.apache.org/ おまけに、PHPが使えるようにしておくと後々便利ですね。
2.WEB Map Serverを立ち上げる。 次に、WEBでマップを見たりでいるように、Mapのサービスができるように設定します。 WMSサービスやWFSサービスが提供できるものが良いですね。 オープンソースで一番利用されているMapServerが良いと思います。 → http://mapserver.org/
3.Database serverを立ち上げる。 これは、空間解析などの機能を使う場合に必要になってきますが、サービスがなくても大丈夫です。 ちなみに、オープンソースのpostgresqlとPostGISが必要となります。
以上1,2でサービスを開始することができます。 3.はオプションと考えても良いかと思います。
ただ、これだけではWEB-GISサービスを開始するにはつらい部分があるので、Windowsの.net frameworkのようなGISのframeworkを使います。 ka-map,pmapper, Openlayers, GeoExtなどなどを屈指して開発していきます。
WEBに地図を表示するのがこんなに面倒なの? っと思う方。 そんなあなたに、ぴったりのWEB-GISセットがあります。 MapServer for windows MS4W → http://www.maptools.org/ms4w/ というWindowsで必要なソフトウェアを一式インストールしてくれます。 自分のローカルサイトでWEB-GISを体験してみるもの良いかもしれませんね。
なんか、すっごく面倒ですよね。 しっかし、サービスを提供する側は大変なんすよ。 見るのは、「http://... 」なんたらでアクセスすれば良いだけだもねぇ。 「私もやりた~~い」なんてこともないし。。。 いかんいかん、仕事を続けましょう。 それでは、 アディオ~~ス!!
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