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2011年06月21日(火) 

お仕事中失礼しますが、なんちゃってSEです。

 

その5ですが、今回はWEB-GISについて、ちょっとお話を。

WEB-GISの参考として、横浜市が昨年公開した「横浜市統計GIS」はオープンソースだけで作ったサイトがあります。

http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/gistat/

前回も書きましたが、WEB-GISとは「特別なソフトウェアをPCにインストールすることなく、WEBブラウザーでGISデータを見ることができる」と言うものです。

では、どうやってWEB-GISサービスが提供されているのか?

そのサービスを提供するまでを順番に見ていきましょう。

 

1.WEB-Serverを立ち上げる。

まず、このサービスがないと何も始まりません。(ハードウェアについては別途用意するなり、レンタルするなりしておく。)

http://... 」なんたらでアクセスできるサービスを開始します。

apacheと言われるWEB-Serverがよろしいかと。 → http://www.apache.org/

おまけに、PHPが使えるようにしておくと後々便利ですね。

 

2.WEB Map Serverを立ち上げる。

次に、WEBでマップを見たりでいるように、Mapのサービスができるように設定します。

WMSサービスやWFSサービスが提供できるものが良いですね。

オープンソースで一番利用されているMapServerが良いと思います。 → http://mapserver.org/

 

3.Database serverを立ち上げる。

これは、空間解析などの機能を使う場合に必要になってきますが、サービスがなくても大丈夫です。

ちなみに、オープンソースのpostgresqlとPostGISが必要となります。

 

以上1,2でサービスを開始することができます。 3.はオプションと考えても良いかと思います。

 

ただ、これだけではWEB-GISサービスを開始するにはつらい部分があるので、Windowsの.net frameworkのようなGISのframeworkを使います。

ka-map,pmapper, Openlayers, GeoExtなどなどを屈指して開発していきます。

 

WEBに地図を表示するのがこんなに面倒なの? っと思う方。

そんなあなたに、ぴったりのWEB-GISセットがあります。

MapServer for windows MS4W  → http://www.maptools.org/ms4w/

というWindowsで必要なソフトウェアを一式インストールしてくれます。

自分のローカルサイトでWEB-GISを体験してみるもの良いかもしれませんね。

 

なんか、すっごく面倒ですよね。

しっかし、サービスを提供する側は大変なんすよ。 見るのは、「http://... 」なんたらでアクセスすれば良いだけだもねぇ。

「私もやりた~~い」なんてこともないし。。。

いかんいかん、仕事を続けましょう。 それでは、 アディオ~~ス!!

 

 


閲覧数8,117 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2011/06/21 11:50
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2011/06/23 19:11
    鉛筆tysさん
    > 。iRiさん
    サイトの紹介ありがとうございました。
    横浜市はいろいろとGISでは進んでいるようですね。
    私も、森林・林業情報ポータルサイトを作成中です。 
    http://www.tys-yokohama.net/cms/
    次項有
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