福島第一原発事故の収束のめどもたたないなかで (「冷温停止」が宣言されようとしていますが、 まだ実際には原子炉の中がどうなっているのか わからないのが本当のところ) 日本政府はヨルダン、ベトナム、トルコなど 海外への原発輸出を進めようとしています。 ヨルダンは、そもそも冷却に必要な水の少ないところ トルコは日本に劣らず地震の多いところ そしてベトナムは技術力が課題 と言われています。 政府も・国会もそんなことは百も承知で (公聴会で環境NGOがレクチャーして一時は問題になった。 それにもかかわらず) 原発をこれらの国々へ輸出しようとしています。 「日本が輸出しなければ ロシアやフランスなど 日本よりも安全技術が低いところが輸出してしまう」 脱原発派、原発懐疑派の国会議員までもが そんなあほなことを言っているようですが それは日立・東芝・三菱重工などの 原発メーカーの利権を守る口実。 福島の現実を見れば 公害の輸出が本当のところです。 今週末から来週に欠けて 国会で 上記の国々との原子力協定が批准されようとしていることがわかったことから 寒風吹きすさぶ12月1日夜 首相官邸前で抗議集会がひらかれ がくさんも参加してきました。 参加者には 経産省前で抗議の座り込みをしている女性たちも参加していました。 また、若者がテンポ良い今風のノリで 「未来をかえるぞ!」とシュプレヒコールを先導していました。 |