国民的議論を行うには時間が足りない 政府のエネルギー・環境会議が、6月29日(20万人の官邸前 アクションが行われた日)、新「エネルギー基本計画」のもとと なる、3つの「エネルギー・環境に関する選択肢」を 国民の前に提示し、 国民的議論を行うことと決定しました。 3つの「選択肢」とは 2030年における原子力発電の比率を ①0%、②15%、③20~25% というもの。 国民的議論というのは 1)パブリック・コメント 今月31日まで 2)全国11か所での意見聴取会 8月上旬まで 3)討論型世論調査 8月上旬 無作為抽出した少人数のグループに3つの選択肢について 学習してもらい討議してもらうことで 意見の動向を調査するもの。 (詳細は不明) 福島原発事故後の、日本のエネルギー政策を決める とても重要な内容です。 そして パブコメはすでに始まっています。 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/2…120702.pdf それにもかかわらず 国民的議論のことは、十分には国民に知らされていません。 マスコミも「消費税値上げ」「小沢政局」ばかりを報じています。 もともと「選択肢」は、春に提示されるはずでしたが 6月末にずれこんだものです。 それにもかかわらず国民的議論は8月中に終了する 当初のスケジュールは変わらないままです。 パブコメに、「①0%、できるだけ早く達成」 と、回答するのはもちろん必要ですが 同時に、ラジオ・新聞に対して 「もっと議論の時間を取れ」と投書し発言していくことが 緊急課題になっています。 それによって 世の中の、3つの「選択肢」に対する関心も 高めていくことになります。 「選択肢」が一人でも多くの人に知られるよう ツイッター、フェイスブック、新聞・ラジオへの投書 あなたなりの方法で 行動してください。 |