今回の総選挙について「半数が投票先決まらず」(六日付東京新聞)、「期日前投票が伸び悩み」(十一日、文化放送)と、気になる報道が続いている。 このままでは投票先を決められない人たちがそのまま棄権してしまうのではないか。 今回の総選挙を棄権することは、原発再稼働を容認したことを意味する。 選挙結果が出た後になって首相官邸前に押しかけても遅い。 新政権は選挙結果を錦の御旗に機動隊を使って排除するだろう。 原発を止めるには、脱原発派の候補者に投票することだ。 政党の数は十を超えていても、選挙区の候補者数は五、六人だ。 候補者自身が脱原発を訴えていても、党として再稼働を容認しているところは避けよう。 本会議で党議拘束をかけられると議員は何もできなくなるからだ。 党として脱原発を掲げている候補者は、選挙区で二、三人。 これなら選べるはずだ。 「自民党が過半数を制す勢い」(六日付全国紙)の報道にあきらめてはいけない。 三年前に政権交代を実現させたのは私たちの投票なのだから。 |