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2014年11月23日(日) 
「世の中を変えるには、まず政治を変えなくては」ということが
ともすれば言われます。

しかしながら政治はすぐには変わりません。

政治に携わる人たちの考え方を変えるのにも
政治に携わる人たちの構成を変えるのにも
多大な労力と、多大な資金と、
時間がかかるからです。

まず選挙は、国も地方も、3年ないし4年の周期でしか行われません。
衆議院には時として解散がありますが
それでも、毎年解散があるわけではありません。

3年ないし4年といっても
候補者を集めて育て
選挙資金を集めるうちに
たちまち過ぎてしまいます。

準備不足のまま選挙戦に突入して
健闘むなしく。。。
市民派政治家によくあるパターンです。

一人二人環境派の議員を誕生させても
議会で過半数を取らなければ
やはり政治は変わりません。

これに対して
商品やお店の選び方を変えることは
ただいま、この瞬間から始めることができます。

特別な資金も労力も要りません。

高度情報社会の現在、
流通業者はどこの店で何が売れたかを日々判断し
経営戦略を立てています。

マーケッティングの世界では、
A店のお客さんの7%が新商品Bを買うようになれば
系列の他のお店にも新商品Bが置かれるようになると
言われています。

ということは
お客さんの7%が環境配慮型商品を買うようになれば
どこのお店でも同じタイプの環境配慮型商品が置かれるようになる
ということです。

実際、10年あまり前に省エネ家電が登場したときは
いろいろある商品バリエーションのひとつ
という扱いでした。

これが売れてしまったことから
省エネ家電は家電業界のメインストリームとなり
どこのメーカーのどの商品であれ
省エネ性能を競うようになってしまいました。

高度情報社会は、すべての商品でこのことを可能にしました。
そして7%の人たちが環境配慮型に消費行動をかえさえせすれば
商品棚がみるみる変わっていくのです。

さあ、今日から、頭のすみに環境のことを置いて
お買い物をしてみましょう。
そうすれば
あなたも立派に、グリーンコンシューマーです。

閲覧数1,127 カテゴリ連載 コメント0 投稿日時2014/11/23 22:30
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