(1)(該当箇所) 第1 2ページ「雨水は以下の5点に資することができる」 (意 見) ・地下浸透による水循環を「利用」に含めるのであれば、庭や屋根への散布による蒸散も水循環として記する必要がある。 ・太陽光パネルに雨水をかけることで、過熱を防ぎ、発電効率低下を防ぐことも期待できる。 ・雨水を建屋内に循環させることで室温を調節することもすでに行われている。 (2)(該当箇所) 第2 1 雨水利用の用途 (意 見) ・雨水を洗濯水として使うことはすでにドイツで行われている。国内でも取り組んでいる人がいるので、方針として道筋をつけてもらいたい。 (3)(該当箇所) 第2 2 (1)集水施設 (意 見) ・初期雨水を排除することは先進地墨田区では早くから行われている。また、福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散で横浜市立の小中学校でトイレの流し水に使用していた雨水が汚染されていた問題も、屋上の集水口周辺に堆積した土が地下タンクに混入していたことが原因であった。初期雨水の排除を明記してもらいたい。 (4)(該当箇所) 第3 1健康への悪影響の防止に配慮すべき事項 (意 見) ・雨水が汚染されているのは、大気中や屋根等の集水面の汚れに起因し、雨の降り始めに集中する。したがって初期雨水を排除すれば正常な雨水が得られることは、墨田区での取り組みにより知られている。実際、墨田区の環境フェアなどでは雨水によってたてたお茶がふるまわれている。 ・むしろ井戸水の水質検査のように、貯水槽の中の水質を定期的に検査することをもとめることのほうが実際的であろう。 以上 添付ファイル 「雨水の利用の推進に関する基本方針(案)」 |