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2008年06月11日(水) 
子育て支援は今子供を守るために大事なもの。

支援の形もそれぞれだけど、子供たちには自分だけの世界をつくれる
力を身につけてほしい。
なんでもいい、大人から与えられたものではなく、自分自身に自信をもつために、自分はこの世で一人だけの存在と思えるよう、自分だけの世界をつくれる子供になるための手助けをワタシはしたい。

でも、本当に必要なのは、子供たちを育てている親を育てるための支援だとおもう。

小さな頃は可愛い子供たちも、大人の世界に染まっていく。大人はストレスを抱えながら、でも精一杯生きていて、でもその精一杯は「忙しい」としかうつらず、結局子供たちに伝わらないことがある。

子供たちは大人に求めているのに、「時間があるときに」と後回しにしがちだ。だから、子供たちは求めても得られず、期待が持てなくなり、さめていく。

結局誰を信用すればいいかわからなくなる。
自分を守るために、自分以外とコミュニケーションとれなくなる。
そして自分の殻に閉じこもる。

いまいる子供たちは、将来私たち大人を支えてくれるための大事な人たち。

自分自身反省しながら、これからどう子供と向き合うか考えなきゃ。
ひとりひとりが考え行動する、これは非常に大事なこと。
でも、大人をストレスの呪縛から解き放つためにはどうすればいいのだろうか。このことが気になって仕方がない。このことが世の中を良くするためのキーワードのように思える。

凶悪な事件が起こる背景は、事を起こした人間の「自分勝手さ」だけをフォーカスしがちだ。間違いはないけれど、それだけではない。

そこにたどり着くまでのプロセスについてキチンと検証しているのだろうか、と思う。

世の中は自分自身を守るため、家族をはじめとする近親者に感情の刃をむけるより、近くにいる誰かを攻撃することを無意識の中で選択する。

思い通りにならないジレンマを、都合良い何かにすり替えて、自分自身を
正当化するために、小さな穴を、大きく見せかけ攻撃する。
そしてこの行為を攻撃だとは思っていないからややこしい。そして仲間を増やしていく。

行動の結果、人間の中身を壊してしまう。精神の、人格の崩壊だ。
中身が壊れた人間を見ては、満足する。
自分が正しいと、満足する。

やり直しがきく日本よりも、ひとりひとりが幸せになれる日本であって欲しい。
それぞれが幸せにならなければ、ストレスによる攻撃は永遠になくならないだろうから。

そのために何が必要か。大人が幸せになるためには何が必要か。

そのことを考えること。その考えに基づいて手を差し伸べる事。
このことが、本当に必要な支援なのだと思う。

秋葉原の事件。直接の知り合いではないけれど、ある方が命をおとされた。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

犯人自身の弱さは明確。それは明らかに自分勝手な行動だから許せない。

でも、そういう人間にしたのは、大人社会のいじめの構造があり、それが子供たちにもおりてきているだけにすぎない。
いじめの構造の中で、こころが歪んで、誰も信じることができない子供がうまれ、そして大人へと育て上げただけだ。
ふってわいたことでも、個人の弱さだけでもなく、大人のいじめの構造の結果にすぎない。

大人社会を全て変える事はできない。
でもせめて子供をもつ親たちは変わるべきなのではないだろうか。
本当に必要な支援とは、何かと考えるときなのだとおもう。
ひとりでも多くの子供を救うために。
そして自分自身を救うために。

閲覧数3,944 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2008/06/11 09:15
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2008/06/11 10:48
    野獣さん
    千代田区の方のあるブログの書き込みを引用させていただきました。
    >一人ひとりがメディアを持っているまち。
    秋葉原。
    そんな秋葉原で起きた今回の惨劇。

    はてなブックマークなどで
    まさに、その現場に居合わせた人が
    Ustreamなどをつかって
    ライブに配信したブログをいくつか見つけた。

    マスメディアのカメラマンやジャーナリストは
    人の不幸を知らせるという意識はなく
    今、現実に起こっている惨劇を事実として伝える。

    こうした緊迫した状況に「楽しさ」を感じ
    トランス状態になることもあろう。

    パーソナルメディアにもそのようなことがおこるのか。

    参加型ツールが災害時に活用できるのではという期待がある。
    実際、阪神、中越、上越の地震ではそんな期待にこたえるような
    ムーブメントがあった。
    ただそれは、モラールの高い情報ボランティアが
    求心力になっていた気がする。

    パーソナルメディアやデバイスが増えた今。
    マスメディアと同じような視点で
    悲惨でセンセーショナルな場面ばかり追いかけるという
    動きが大きな潮流になってしまうとすると、
    本当に必要な情報はその中にうずもれてしまうのではないか。
    そんな不安がよぎった。

    ○もっともっと、深くてやさしい愛情を持って子どもと接していきたいと思った。
    彼の両親に愛情が無かったとは思いませんが・・・。
    次項有
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