なにかと話題のEeePC、ついに買っちゃいました。「店頭お持ち帰り価格¥19,800」(イーモバイル同時購入セット)でした。
●ちっちゃいけど、動作が速くて軽快!
単行本程度の大きさで、画面やキーボーは小さめですが、場所を選ばず膝の上にちょこんとのせて使えて、動作もサクサクと軽快でスピーディ。ひとことでいえば、「これは新しいコンセプトのパソコン、工夫しだいでけっこう使える」という印象です。 外出先でも気軽にインターネットにつないで、動画やメールを楽しんでいます。ハマッち!の書き込みもいつでも見れるようになりました。
使いはじめて1ヶ月になりますが、このオモチャみたいなPCを開げていると、「どう?、いくら?」と質問攻めにされることが多いので、ここに感想を書いておこうと思います。
メーカーのASUS(アスース)はこういっています。
2007年6月に、海外版(英語仕様)が299~399ドル(オープンOSのリナックス版、2~4GBフラッシュメモリー)で発売され、欧米で大ヒットして約380万台を出荷。 (パッチを当ててMac OS X 10.5 Leopardをインストールして動かした人もいるそうです)
今年1月25日に日本仕様が発売され、¥49,800(Windows XP搭載モデルのみ)という、従来のモバイルPCが10万以上していたのに比べ、5万以下の激安PCとしてパソコン雑誌などでも話題沸騰していたわけです。
(※買うときの注意事項) 先月、横浜駅西口の量販店で購入したのですが、「店頭お持ち帰り価格¥19,800」(イーモバイル同時導入セット割引)でした(B店もY店も同じ条件)。ずいぶん安くなったものだなあと思い、一気に購買意欲をかきたてられました。
イーモバイル(データ通信)をセットにすると約3万円割引(販促費補填と思われる)になるのですが、月額通信料が¥5980(使い放題、にねん契約)が別途かかります。イーモバイルを単体購入した場合、「使い放題・新にねん契約=¥4980」でしたので、それより¥1000高くなります(PCとセット購入の適用価格)。24ヶ月間この条件が適用されるので、最終支払額は¥44,000になります。 金利や手数料がかからない分、初期費用が安いので買いやすいかなという印象を持ちました。(※2年後に自己申告すると、安いコースへ移行できます)
製造元のASUS(台湾)は、PCパーツメーカー(とくにマザーボード)として世界的に有名な会社で、日本のPCのOEM生産も手がけており、Appleやソニーにもパーツを供給。驚異の価格もパーツを作っているメーカーだからこそ実現できたのでしょう。
新幹線でも使えちゃう!
●Eee PC 4G-XU(製品詳細)
WindowsR XP Home Edition 正規版(Service Pack 2)
●持ち歩くには便利~電車の中やカフェでも気軽
機械式ハードディスクのかわりに、4GBのフラッシュメモリー(SSD)が採用され、SDメモリーカード=4GBが付属しているので、合計8GBの記憶容量になります。 バッテリー駆動j時間は、カタログ上で3時間ですが、実際にネットを見ながら使うと2時間くらいしかもたないので、このあたりは少し物足りないところです。、
出荷状態でCドライブの容量は、OSと付属アプリケーションで3GBを占めているため、残りの作業領域は1GB弱しかありません。
ただし、ちょっとしたたコツも必要でした。 マニュアル通りに初期設定をして、XPのアップデートをすると、残り500MBくらいになってしまいます。そこで、Cドライブから不必要なアプリケーションを削除。 また、初期設定では画面が小さいため、困ったこともありました。画面下に現れる登録ボタンが押せないのです。画面サイズを800×600に切り替えて(画面下のタスクバー)、ようやく解消しました。新しいパソコンは、使ってみないとわからないことがあるものです。
●SDカードフル活用
それでもCドライブは、使っていくうちに自然にデータが蓄積されてくるので、自分が使いたいソフトはDドライブへ、ブログラム用の「新しいフォルダ」を作成して、そこへインストールすることにしました。CD-R/DVDドライブは付属していませんが、必要なソフトはネットからインストールできます。
Cドライブに入っていたアドビリーダーは158MBと重かったので、いったん削除した後、ネットに繋いで「カスタムインストール」を選択して、Dドライブ(SDカードスロットはDで認識される)へ移動。OpenOfficeもカスタムインストールで、Dドライブへインストール。ほかに、スカイプや外付けwebカメラのソフトもDドライブで使用することができます。
●Gmailを使って、データをweb上で保管
グーグルにはGmailという無料サービスがあるので、データの保管場所として、このGmailサーバーを活用しています。
5月発売の新製品からカラーバリエーションもふえたので、遊び感覚で学びながら、仕事にも使えるパソコンになってきました。 スティッカムのライブ中継でも活躍(ハマ波150)
次期モデルのEeePC900(海外版)が展示会発表されていますが、フラッシュメモリーが12GB(4+8)、画面8.9インチへ拡大という情報なのですが、日本版の仕様・価格・発売時期とも未定。2万円くらいアップ(7万前後)と予想されているようです。
●ASUSホームページ(よくある質問) ●Open Office.org (詳細はYOMIURI PC 2008年7月号参照) http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Ja.openoff…tion/start ●AVAST http://www.avast.com/jpn/download-avast-home.html ●Gmail http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/about.html ●日本版フォトレビュー ●購入時のSSD空き容量とCPUの性能 ●SSDとは ●EeePCがもつ2つの顔(ITの潮流を読む) ●開発者インタビュー「すべての人にネットを」 ●黒船に反撃(他社製品との比較検証)
|