2021年4月22日 房日新聞読者コーナー投稿 今年6本目で通算137本目の掲載 ダイヤ見直し案は、 http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=84524 こちらで。 この投稿は詳細版で、これとは別に概要版を別ツールの投稿を準備中。それでは原文を。 今月15日、横浜にあります国土交通省関東運輸局に、3年ぶり5回目の来訪を。 目的は、先月のJRダイヤ改正より運転の、内房線等のワンマン列車の問題点などを訴えました。 冒頭、前日の一部新聞報道で、開会中の国会で踏切に関する法律の改正案が成立の記事が。その中で、踏切改良義務の対象踏切で、千倉駅近くの第三千倉街道踏切が指定を受けることが確認できました。 内房線と地域を守る会の皆様が、訴えた取り組みが実になりました。 さて、私は、 現在、策定作業中の国の鉄道無人駅での障害者利用のガイドラインについて 列車の動物衝突の事故について 内房線などのワンマン列車について さらに関連として、 館山で朝7時の上総湊行き2両ワンマン列車の問題 車いす介助の方の利用問題 3月16日の外房線太東駅での、ワンマン列車で乗降中の高齢者の方の転倒骨折事故の件 年度またぎの通学定期の購入についての問題 内房線のダイヤ一部見直し案の提案 について取り上げ、やりとりをいたしました。 国のガイドラインについては、策定前の意見募集に際し、声なき声を集めることができるよう配慮の要望を。 動物衝突事故については、沿線自治体と専門の方との連携した取り組みを要望。 ワンマン列車については、実際に撮影した画像、動画を使い、現状と改善を申し上げました。 朝7時の上り2両のワンマン列車の上総湊行き、上総湊、岩井、千倉、江見、太東の各駅のホーム、浜金谷駅のホーム待合室、ワンマン列車のドアの押しボタンのそれぞれの映像を、運輸局の方々にみていただきました。 特に朝7時の2両の上総湊行き列車の缶詰に近い状態の車内の場面は、真剣にみていただきました。 駅のホームの段差、ワンマン列車の乗車停止位置の注意書きの案内が適切でなく、各駅バラバラで十分でないこと。ただし、青堀から浜金谷の各駅のホーム待合室には、きちんとした注意書きがあるのに。 ドアの押しボタンについては、点字シールがないことを。これがなければ、視覚障害者の方がボタンを探すのに苦労をされる点を。鉄道会社はちゃんと理解をしているか、大変疑問です。 太東駅の事故については、今現在も鉄道会社から正式な発表がない点を。懸念と不満の意味をこめて。 千倉、竹岡の各駅ホームは、カーブをしているため、運転士がみる小さいモニターだけでは、安全確認は十分とはいえないことを。 ワンマン列車は2両のため、座席が限られ、沿線の通学の高校生からは座席に座れないことで、かなり評判が悪いこと。 ワンマン列車運転以降、1から4分程度の遅れがあること。 ダイヤの見直しについては、ワンマン列車の車両予備が限られている点により、特急さざなみ5と6号を君津から館山まで普通列車扱いでの延長、京葉快速の一部を上総湊始発などを提案しました。 これは、運輸局では取り上げませんでしたが。 ダイヤ改正の初日に館山駅で、ワンマン列車が到着直後、いす取りゲームのような座席の取り合いが。 木更津から上総一ノ宮までワンマン列車発車時、各駅のオリジナルの発車ベルがならないこと。これも視覚障害の方には情報不足と同じです。 ワンマン列車で、車いすの方は先頭車両にと案内放送があっても、各駅では同じような案内掲示が一切ないことを確認しています。 運輸局をあとにする前。 鉄道会社の地元沿線に対しワンマン列車に関して、とても丁寧な応対とは言えない。もし、新型車両を導入する代わりに、ワンマン運転や多少の混雑は我慢せよ、という考えがあるとしたら、極めて重大である点を先方へ伝えていただくよう、運輸局の方に話を致しました。 私としては、伝えるべきことは伝え、あとは鉄道会社が改善するかどうか、動きを見極めます。 |