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「PK」「超人」「密使」という三つの中編が収録されているのですが、それぞれつながっています。 とはいえ、なんだこれは?という終わり方なので、スッキリしません。 とにかく、一気に読まないと、なんだこれは?感は増すばかり。よくわからなくなります。 PKは、サッカーのPKなのですが、そうでないPKも暗に思い起こさせます。 『PK』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062174960/ref=a…4062174960 ★★★☆☆ |
有川浩のデビュー作 先日読んだ 『空の中』(有川 浩・角川文庫) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=42136 と、『海の中』とで、自衛隊三部作といわれている作品です。 塩害によって滅ぼされる世界で、自衛隊の隊員と少女が出会い、・・・。 有川浩の恋愛話は、この作品から独特の世界が始まっているんですね。その後の作品にも出てきます。 続けて読むと、ちょっと鼻につく感じはしますが、久しぶりに読むと、これだよこれ、という感じですね。 文庫版にはwish on my preciousというサブタイトルがついています。 ハードカバー版に、著者が手を加えています。 そして、文庫版には … [続きを読む] |
10年以上前の作品ですが、色褪せていないのがいいですね。といっても、池袋には最近行ってないので、どんな雰囲気になっているか分かりませんが。 これは、石田衣良のデビュー作品で、当時の評価もかなり高いようです。 「池袋ウエストゲートパーク」の他に、同じ主人公の短編が収録されています。 「エキサイタブルボーイ」 「オアシスの恋人」 「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)」 すべて主人公のマコトが語る感じで、ストーリーが展開します。これは、「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)」の最後に、マコトが始めたという雑誌への連載記事ということ … [続きを読む] |
有川さんの本は、とにかく大好きです。 この本の中で、かなり高知弁が出てきますが、『県庁おもてなし課』を読んだこともあり、高知弁がすっと入ってきて、あまり違和感がなかったです。 最初に出てくる原因不明の飛行機事故。これが、意外な展開に・・・。 内容はSFなのですが、男と女の心の描写がうまいですね。 『空の中』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4043898010/ref=a…4043898010 ★★★★★ |
ある新幹線に、幼い息子をビルの屋上から落とし、重傷を負わせた中学生、王子が。 その王子に復讐しようとする元殺し屋、木村も。 そして、同じ新幹線には、運の悪い殺し屋、七尾も乗っています。 その七尾が盗んだトランクを運んでいたのは、二人組の、やはり殺し屋。 次々に人が殺されて・・・。 機関車トーマスに詳しい殺し屋というのも、笑えますが、運の悪い男というのもいるもので、笑えました。 終わり方が、ちょっとひねられていて、笑えました。 『マリアビートル』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048741055/ref=a…&camp=247& … [続きを読む] |
田口、白鳥が登場するシリーズのひとつ。 エーアイセンター長に任命された田口公平を取り巻く、殺人事件を扱った作品。海堂尊のこのシリーズでは、エーアイについてくどいくらいに語られますが、割り切って読めばおもしろいです。 読み始めの部分でテンポが良くなく、説明調で飽きそうになりましたが、後半はだんだんのめり込み、最後は平日の深夜にもかかわらず、最後まで読んでしまいました。 ところで、以前、NMR(核磁気共鳴装置)のある研究・教育施設の事務をしていたこともあり、本作品に出てくる医療用のMRI(磁気共鳴イメージング装置・NMRと装置構成、原理が同 … [続きを読む] |
三浦しをんは私と同じ誕生日。という話はどうでもいいのですが、彼女の作品はとても新鮮でした。 以前、 『風が強く吹いている』(三浦しをん・新潮社) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=11582 そして、これを読んで気になって読んだ 『光』(三浦しをん・集英社) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=20030 も、興味深い物でした。ただ、『光』は津波の話なので、今はオススメしませんが。 さて、辞書を新しく作るという作業を題材に書かれた小説って、珍しいですよね。とても興味深く読みました。何年もかかる作業を、こつこつと続ける。そんな編集部の人たちをそれぞれの人を主人公 … [続きを読む] |
昨年の4月に 『神様のカルテ』(夏川草介・小学館) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=37183 つまり1を読んで、2が出たというので読んでみたくなり、図書館で予約。 やっと読むことができました。 なんでこんなに、私の心の中にすぅっと入ってくるのでしょうか。 有川浩の作品もそういうのが多いのですが、この作品も。 超オススメの本です。 『神様のカルテ2』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4093862869/ref=a…4093862869 ★★★★★ |
『放課後はミステリーとともに』
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=40984 を読んだすぐ後に読んだので、そう感じたのかもしれませんが、さすが伊坂幸太郎、軽くても内容がしっかりしているなと読みながら思いました。 そもそも父親が4人いるという設定がおもしろく、それぞれの良いところをしっかり学んでいる息子、由紀夫。それぞれ違った職業、性格で、息子から嫌がられようと息子に愛情を注ぐ姿は、見習わなければなりません。 『オー!ファーザー』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4104596043/ref=a…4104596043 |
話題になり、ドラマ化もされた 『謎解きはディナーのあとで』 http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=39128 と同じ東川の推理小説。 霧ケ峰涼という名前で、自分のことを「僕」という、私立高校の探偵部副部長の女子学生が主人公。学園で起こる様々な事件を解決するのかと思いきや、実は・・・。 軽く読めるので、楽しめますが、ちょっと軽すぎるというか何というか。 『放課後はミステリーとともに』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4408535842/ref=a…4408535842 ★★★☆☆ |
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