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2010年07月27日(火) 
時間外にとある場所で「つながる」ことについて考えた夜。
自宅に帰ってから、録画してあったNEWS ZERO特別編を見る。

今公開中のジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の監督をした新人監督・米林氏のドキュメント。

この映画で脚本を手がけた宮崎駿氏は、映画が完成するまで絵コンテすら見ることはなく、一切を米林氏に委ねたという。

それについて宮崎氏は、
「我々は彼を起用して彼に全てを託している。
それが全てのことを意味している。」
と語る。

さらに
「一番最後にやらなければいけないのは、そのフィルムの味方に自分達がなろうとすることですよね。
それが僕らの最後の責任だと思いますけど。
つまり、企画を決め、人を選んで、それでやることを認めたわけですから。
とにかく這うようにでも進んでいるんですから、それは大したことなんですよ。
僕らもっと遅いですからね。這うのは。
麻呂(米林氏の愛称)よりずっと遅くやってますから。
だから麻呂が遅いとか思えないです。
よくやってるって思うんですよ。」

Y150ヒルサイド以来「つながる」ことについてばかり気にしていたけど、「つなぐ」とか「つなげる」ということについては考えていなかったなぁ。

私達は自分達が「つなげる」と決めたものに対して「味方になろうと」しているだろうか?

仕事や、地域活動や、政治について。
「つなげ」ておきながら、遠く安全地帯で文句を言うだけになってはいないだろうか?

そんなことを考えさせられる宮崎氏の言葉でした。

閲覧数1,691 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/07/27 01:47
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