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2008年02月17日(日) 
ちょっと、逃避モード。
久しぶりに夢を見た。なんと”地震”に遭遇。
そこで、地震対策ネタを書き綴ってみることに。
ちょっとした社会貢献になる?
対策案には、賛否あると思いますし、時代とともに考え方も
変わってきているらしいので、気になったことをコメントいただけると
ありがたく。

【はじめに】

私自身が地震に遭遇したのは、「1978年宮城県沖地震」。
http://www.city.sendai.jp/syoubou/bousai/sairai/index.html
それまで、不思議と動物的カンで地震の予知ができていた。
おおよそ48時間以内にグラグラとやってくるわけである。
その時は、学校の参観日のようなイベントがあって、両親とともに
松島に一泊することになっていた。松島できれいな風景を見ながら
「地震が来るかも」と言ったそうだが、「縁起でもない」と一蹴された
記憶がある。次の日、両親は大船に帰り、私は寮に戻った。

この地震には、予震があった。何か出し切らない嫌な感覚を
覚えながら、外へ買い物に出かけた。その時、本震が襲う。
電信柱の列が波を打ち、田んぼの稲にゆったりとしたウェーブが
走った。
直接の被害は無かったがいろいろなことを経験した。化学室で
薬品が落下してボヤがあったような記憶がある。都市ガスの
復旧に全国からプロが集まったという記事を読んだ。
私の一番の損害は、それまでの地震予知っぽい動物的カンが
まったく機能しなくなったことである。

だから、いろいろと対策しないといけなくなった。
私の親戚や友人が、神戸の長田区を中心に点在している。
幸い、直接の被害は受けていないが、いろいろな話を聞くことがある。
家内の実家が新潟県の十日町市である。このときは、応援に
駆け付けた。皮肉なことに私が滞在した間だけ、余震がなかった。

それらの経験から少し書いてみるので、もし参考になることが
あれば活かしていただきたい。
ただし、私自身がちゃんと対策できているかどうかは定かではない。
「灯台下暗し」というやつである。
だからと言って、出し惜しみはしない、つもり。

さて、まず何から考えるかというと基本的な心構えから。
えらそうなことを言うつもりはないが、これがないと始まらない。

役所などは、そのお役目、責任から被災時の救援体制などの
整備を進めている。一方で、全市民の救援が役所の力で
できるわけではないと説明している。
つまり、一市民として、「救援される側」に立つか、
「救援する側」に立つかで大きな違いがある。
「救援される側」に立って対策を進めるのと、「救援する側」に
立って対策を進めるのでは自ずと大きな違いがあると思う。

今回は、「救援する側」に立つために自分は何ができるかを
考えていきたい。

閲覧数4,732 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2008/02/17 23:20
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2008/02/18 13:43
    三平政好さん
    泉消防署予防課長三平です。日本では、いつでも、どこでも、誰でもが、地震の被害に遭う可能性があります。このことは、科学的にも、歴史的にも明らかです。プレート境界での地震と多数のの活断層の危険性を専門家は指摘しています。国も具体的な数値を示した被害想定を公表しています。こんなことは、役所では珍しいことです。それだけ、危険ということです。地震の被害は、地盤の強さと建物の強さで決定します。横浜市では、地盤の強さ(揺れの大きさ)をインターネット上で公表しています。地盤の強さは50メートル離れればちがうこともあるのです。阪神淡路では、死者の8割は建物や家具の下敷きでの圧死でした。建物の被害を建築年代で見ると、昭和56年以前の建物は6割に大きな被害がでていて、これ以降のものと際立った違いがあります。そこで横浜市では、昭和56年前の建物については、無料耐震診断の制度を設けています。更に、この結果危険と判定され、安全になると判断できる改修工事を行う場合には、150万円を無返済で補助する制度を設けています。しかし、耐震診断は横浜では約20万棟の対象について10年で1割弱しか行われていない現実があります。少し乱暴な言い方をすれば、次の地震が、大きな被害が出る最後の地震かも知れません。現在は、耐震住宅に加え、大きな揺れを建物に伝えない免震構造の住宅も開発されています。丈夫な建物への建て替えがどれだけ進むかが勝負です。しかし、近年は一定の住環境が確保されている中で、少子高齢化が進み建て替えが進まない状況があります。住宅の補強と家具の固定をどう進めるかに知恵を絞る必要があります。そこで、地図が大きな力を発揮してくれると思います。震度予測をより身近なものとして、地図で過去の土地の利用状況と現在を比較する取組みなどが実践されています。また、延焼危険について、同じ縮尺の地図で阪神淡路での最大延焼区域と自分の街の密集度を比較して、危険性を比較することもできます。地震の危険性を住民に具体的に表示し、対策を考えるツールとして地図は大きな力があると思います。ダラダラの長文ですみませんが、これからも、ご協力をお願いします。
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