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2008年03月08日(土) 
やっと、花粉症ショックから立ち直って来ました。
昨年よりひどいかも知れない。

私が幼い頃には、親や学校からシツコク、地震や災害時の対応について刷り込まれたような気がします。
でも、時代とともに間違った対応になっていることもあるようです。
そんなことを誰が教えてくれるのでしょうか?
今では、親にも教えています。

【火の始末は後!?】

「グラッと来たら、まず火と消して」と聞いて育ちました。
今でもそう信じているあなた。現代では、それは死に急ぐ行為と見られています。知っていました?

知っているなら、そこそこ関心のある方で、いろいろと対策や配慮が行き届いている方です。
関東大震災では、火災が被害を大きくしたとされていますので、火災対策が強化されたようです。
昔は、練炭なども使用されていましたから、消そうにもそう簡単には火が消せなかったと思われます。
一方、最近では火は自動消火されるようになっているため、上記のように敢えて火を消すために火に近寄る必要はないのです。特に天ぷら油や沸騰水などを間違ってかぶってしまうと重度のやけどになりますからね。

実は、机の下にもぐることにも賛否があるようです。
移動できる余裕があるなら、倒れてくるものなどをよく見極めて、危険を感じたら逃げるべきだと。
起震車を経験してみるとわかりますが、震度6を超えると移動できる余裕がなくなります。立っているのも難しい状態。そんな状態で、ただ机の下を目指しても椅子は邪魔するわ、場合よってはテーブルは逃げて行くわ、机の下に入れたときは揺れが収まった時、なんてこともあるかも知れません。
やはり、「机の下にもぐる」ことしか対処法を持たないのは危険かも知れません。五感と第六感も使って身を守ることが大切でしょう。

新潟中越地震の際に、多くの家が倒壊した広神村では、倒壊した割には死傷者が少なかったと言われていますが、実は、1回目の本震ではほとんどの家が倒壊していなかったそうです。そして、余りの揺れの大きさに恐怖を覚えた人たちが外へ出て、その恐怖から家に入れずにいたところ、2回目になる震度6を超える余震に襲われ、その余震で多くの家が倒壊したそうです。
また、同じ新潟中越地震では、本震で建物の外に出て崩れてきた外壁の下敷きになった死亡された方が居られました。
つまり、何がなんでも外にでることが安全とは限らないということでしょう。移動が可能で近くて最も安全な箇所へ身を隠すことが大切。そのためには、常にあたりの構造を意識して見ておくことが大切だと思います。家なら、どこに何があって、ガラスの危険はどこにあってと。訪問した先であれば、窓の位置、扉の位置、倒れてくる可能性のあるもの等々をただ見るのではなく、挨拶をしながら意識して見まわしておくだけで十分だと思います。
ところで、いつもいつもそんな気持ちで見るのもどうかと思いますよね。そこは工夫して、調度品や整理具合などを観察することにしても良いと思います。きっと、別のときに役立つでしょうから。

閲覧数2,202 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/03/08 11:07
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