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2010年12月14日(火) 

「自分の地域のために対話する」2日間@鎌倉
開催概要は下記をごらんください
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=34330

***

すこしづつ参加エントリが増えてきました。
鎌倉、横浜の方が多いですね。逗子や葉山、湘南エリアの方もぜひ。


ホスティング、する人はグランディング(grounding)する必要がある、ということがこの秋のキーワードでした。

groundingを辞書で引くと、基礎知識、とありました。ちょっと意訳して、「下地ができている」かな。

名古屋で行われたCBD-COP10。生物多様性条約の締結国会議が2週間にわたって日本で行われました。

メディアで取り上げられた利益配分に関する部分よりも大事だと思ったこと。それは、生物多様性を維持するには、自分の足下のことをきちんと慈しむ必要があるのだという基本的なことでした。生物多様性を維持する、という言葉は地球上で人間が生き延びるためのどうしても必要なこと、といえるかもしれません。

そのためにこの条約はあるし、それ以外の条約や法律、不文律、行動様式においても、この原則が守られなければおそらく地球の未来が壁にぶつかる日が来てしまう。世界の稀少生物を守る活動も大事だけど、そこには自分の足下の生きものや暮らし自体を慈しまなければ、おそらく稀少生物も守れない。

でも、いまこのときは世界中で同時に立ち起こっています。
69億人に達した人類だけが、地球の生物をほしいままにすることもできるし慈しむこともできる。足下を慈しむもの同士が、対話を通じて未来を築くことができる。


下記は、さっきこのブログを起しながらなんとなくつぶやいた言葉です。


「議論をするために議会はあるのだろうと思う。私たちは対話を通じてたくさんの文脈をおこしていけばいい。そして文脈を滞らせるような議決がなされたのなら、次の選挙であらたな流れを起こしていけばいい。議会が政治じゃない。対話が政治だ。」


でも、対話から立ち起こった文脈は、きちんと取り扱われて地域の自治システムに反映したり、国家戦略に反映したりする必要があります。

名古屋では、会議の傍らで、大正期から維持されてきた貴重な里地が、丸裸にされるという事態も起きました。
★詳しくはこちらで→ http://www.wa.commufa.jp/~hirabari/

関東圏ではほとんど報道されていませんが、
名古屋市長も市議会議長も、対立のさなかそれぞれ視察にきて、保全への賛同意志をもちながら、結局金銭的な事情を背景に、開発許可が出てしまって、あろうことか里山イニシアティブを提唱する日本政府が議長をつとめる会議の目前でこういうことがおきていました。

対話から文脈は立ち起こった。保全の運動体はいろいろな動きをしていました。
でも、それをシステムに反映させるところまでエネルギーを行使しなければならない。

システムのスイッチを握っているのは、地域なら自治体の首長と議会でしょう。

対話の文脈の届け先は、おそらくこのスイッチを握っている人の手元。その先は議決に加わる我々が都度選挙をして預託をしている人の仕事。

議会は腐敗している、という話はその通りだと思います。
でも腐敗のもとである議員をそのまま送り込んでしまっているのは
私たちひとりひとり。

いい対話と責任ある投票行動。
これはセットなんだと思います。

そのためにもgroundingです。
だって、私もそうだけど、基礎自治体の議員さんのことってだれもしらない。いつも選挙にいって、リストみて、そのときの雰囲気で(半端に新聞やらテレビで仕入れた断片で)投票しちゃう。

私も、まだgroundingしていないひとりですが
早晩シフトしますよ。

つづくかも。

***

「自分の地域のために対話する」2日間@鎌倉
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閲覧数1,878 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/12/14 03:21
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