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2011年11月24日(木) 
「エネルギーシフト・カフェ
 ~ 語り合いから生まれる未来 ~」が
11月23日、JR大崎駅近くの南部労政会館でひらかれ
主催者eシフト
(脱原発、新しいエネルギー政策を実現する会)
として、スタッフ参加してきました。


会場の南部労政会館は
ゲート・シティ・大崎の一角にある東京都の施設。
まだ新しい立派な施設ですが
入り口がゲート・シティとは別になっているので
わかりにくいのが玉に瑕。

それでも
参加者31名、スタッフ25名の計56名が
朝10時から夕方5時半まで
一部は懇親会の夜遅くまで
語りあいました。

「カフェ」とつくのは
カフェのようなリラックスした雰囲気の中で
テーマについて集中的に語り合う
「ワールド・カフェ」の手法を使っているからです。

午前中は、まず
新藤絹代さん(上関どうするネットロビンイングプロジェクトメンバー)
名取知衣子さん(放射能から子どもたちを守るために地域で
 活動しているお母さん)
小田嶋哲也さん(藤野電力:地域で電力作りに取り組んでいる市民)
のトークセッションを参加者に聞いてもらいました。

このトークセッションは、ボクシングのリングのように
会場中央に演台をつくって行われました。
(舞台が金魚鉢にようだからフィッシュ・ボールという手法)


このあと参加者にグループに分かれて
「今日、自分をここに来させたものは何か」について
途中メンバーをチェンジして
「わたしたちの望むのはどのような未来か」について
話し合いました。

メンバーチェンジで顔見知りになったためか
お昼には、参加者とスタッフが
テーブルを囲んでお弁当を食べる姿が4箇所で見られました。

午後は、参加者自身がテーマ設定をして
関心を持つ者が集まって自由に話し合う
オープン・スペース・テクノロジー(OST)の手法を使って
話し合いが行われました。

ここでは
ソーラー・クッキング教室や
大学での環境講座プログラムづくりなど
「ここで仲間をつくろう」という目的意識をもって
参加している人があり
見学会などの具体的な成果としてまとめられました。

一方で
プロジェクト化できそうなチャンスを逃した
惜しいものもありました。


最初の提案では
「一人ひとりが信頼できる情報にアクセスできる」
だったのですが、
提案者本人が
「原子力情報がわかりづらい」に
換えてしまったのです。

問題:「原子力情報がわかりづらい」

課題:「一人ひとりが信頼できる情報にアクセスできる」
に、置き換えると
プロジェクト:「信頼できるわかりやすい情報を発信する」
に、発展できます。

残念なことに
課題が問題に引き戻されてしまったために
「どうしてわかりづらいのだろう」
という話に終始してしまいました。


1回に8テーマ前後を
2回話し合い、それなりに盛り上がったのですが
具体的行動にまとめられたのが
最初に紹介した2つだけだったのは
問題から課題への置き換えができなかったことに
原因がありそうです。

次回からは、この点を改善したいところです。


教訓

問題を問題として捉えている間は
対処療法的な対応か反対運動しか出てこない。

閲覧数17,882 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2011/11/24 16:23
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