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2015年01月16日(金) 
高浜原発再稼働パブコメに出した意見は以下の通りです。


・取水路、放水路等の経路からの津波流入防止
b.津波の流入防止対策

防潮ゲート、防潮扉、止水板、止水蓋の設置がうたわれているが
東日本大震災規模の津波を鑑みるに
建物直近で津波の衝撃を緩和することは不可能に近い。

近海海中から防潮堤を複数、平行して設け
津波の威力を段階的に弱める方法が望まれる。

・竜巻に対する設計方針
3.設計荷重の設定
(1)設計竜巻荷重の設定
「設計飛来物より運動エネルギー又は貫通力が大きくなる場合には固縛等の飛来物発生防止対策を講じる方針としている」
とされているが、
近隣国より飛来するミサイルをどう固定して防ぐのか。
そもそも、ミサイルのように爆発物を搭載した飛来物を想定しているのか。

いたずらに近隣国との緊張関係を煽る現内閣のもとでは
再稼働するのは得策ではない。

5.竜巻随伴事象に対する設計対象施設の設計方針
「火災については、屋外にある燃料タンク等からの火災を想定し」とあるが
原子炉建屋がミサイル攻撃のために爆発した場合はどうするのか。
考えていないのではないか。

・外部火災に対する設計方針
3.外部火災に対する設計方針
(3)発電所敷地内における航空機落下等による火災
1)発生を想定する発電所敷地内における航空機落下等による火災の設定等

航空機が直撃した場合の荷重が評価されていない。

「航空機落下等」とあるので、ミサイル攻撃も含まれるのだろうが
ミサイルは狙って撃たれるので
確率は「10の-7乗」よりもはるかに大きくなる。

原子炉建屋が火災になった場合が想定されていない。

・雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧)
3.審査過程における主な論点
(3)環境に放出されるCs-137放出量評価の評価期間
「Cs-137の放出が長期間継続しても総量は大きく増加しないことを確認した」
というのは机上の空論ではないか。

福島第一原発がいまだ終息せず、Cs-137を放出している事実を直視してほしい。
(「地下水から過去最高のCs-137検出」(2014年10月14日報道)から
地下水だけでなく、大気中にも漏れていると考えられる)

・高温溶融物放出/格納容器雰囲気直接加熱
3.審査過程における主な論点
(5)原子炉圧力容器破損時の溶融物の飛散
「原子炉格納容器内本体壁へ直接的に通じる流出経路がないこと及び原子炉(株)キャビティお地区水があることなどから、
重要機器への影響はない」
というのは、下部キャビティの水が流失した福島第一原発事故の状況を無視した議論です。

資源エネルギー庁
高浜原発再稼働審査報告書
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu141218_01/…you-00.pdf

閲覧数1,062 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2015/01/16 18:41
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