江東6番日の出湯 地下鉄新宿線住吉駅から四ツ目通りを南へ歩いてすぐ 表通りから引っ込んだところにあるので うっかりしていると通り過ぎてしまう。 下町の町中にあるので 洗い場18人の小ぢんまりとした銭湯だが 男湯から女湯にまたがる壮大な富士山の絵が描かれている。 伊豆の海岸から見た構図。 下町と言えば町工場。 日の出湯には、仕事帰り、作業服姿の男たちが次々と入ってくる。 番台にすわる主も作業服を着ている。 小さな銭湯なので ロッカーの上にドライヤーと鏡がある。 髪を乾かそうとすると いままさに服を脱ごうとしていたお父さんがロッカーを一つずらしてくれた。 「すんません」と言ったことから 「今日は暖かかったけど、明日は寒いらしいですな」と 世間話になったところも下町らしい。 個人的には 学生時代に通っていた仙台の銭湯を思い出した。 あそこも下町の銭湯だった。 |