小田原市のほうとくエネルギーは鈴廣かまぼこ中心とする小田原市の事業者によって設立されました。 当初は小田原市商工会議所と小田原市との協働の勉強会としてスタート。 公共施設に太陽電池を設置する予定でしたが 設置可能な施設は2か所しかありませんでした。 そこへ、JR残土処分場の地権者から使ってほしいとの話が舞い込み メガワット級の太陽光発電所がつくられることになりました。
発電所の資金は1億円が市民ファンド、4億円が地元信用金庫からの借り入れとなっています。 発電所敷地の奥もまたおなじ地権者の土地、江戸時代に小田原藩にお金を貸した借金のかたとして土地をもらったとのこと。 樹齢300年の杉の木がありました。 現在は鉄筋コンクリートの小田原城を木造で復元する構想があり、そのときに使われるそうです。
このはるか先に大正時代に小水力発電が行われた遺構があり 小水力発電を復活させる構想もあるようです。 かたわらには、小水力発電のためにつくられた水路の手掘りのトンネルがありました。
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