節分の日だけ、京都聖護院の須賀神社に 平安時代庶民の姿で覆面をした 懸想文売りが現れる。 この懸想文をたんすの奥にしまっておくと 見目麗しくなり 服がたまり 良縁に恵まれるという。 須賀神社(交通神社と並列)には 良縁をもとめる善男善女が集まっていた。 今年、姪っ子が二十歳になったことから この懸想文をもとめてきた。 効果はすぐに出ないので 今からタンスの奥にしまっておくと ちょどよい。 結婚した時に、うちの奥さんに渡したら しばらくして 仕事用の古着がじゃんじゃん集まるようになり 霊験あらたかであることを確認している。 懸想文を現代語訳するとラブレターとなるのだろうか。 |