東京・駿河台の太田姫稲荷神社。 古名を一口(いもあらい)稲荷神社という。 江戸城を開いた太田道灌の娘が疱瘡にかかったとき、京都の一口稲荷神社が疱瘡に霊験あらたかと聞いた太田道灌が勧請したもの。 徳川家康の時代になって 江戸城の鬼門を守る神さまとして現在の地に移されたという。 あたりは、30年前は中央大学があったところ。 近年、再々開発で超高層ビルとビオトープらしきもの(池はない)ができている。 OLさんが一人でお参りしているのを見かけた。 何をお祈りしていたのだろうか。 * 一口(いもあらい)というのは 京都の「読めない地名」の筆頭だが その地名を冠した神社が神田駿河台にあったというのは まさに晴天の霹靂でした。 |