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2016年03月15日(火) 
江東エコリーダーの会主催
「緑のカーテン・土づくり講座」
2016年3月12日、江東区文化センター

講師の野島博先生の言葉から

「植物は生き物だから毎回同じものはできない。それにもかかわらず、作る側ももっと良いものをつくりたいと、欲が出る」

「土は人工的に作ることはできない。「土づくり」は正確には『整える』。だから土は大切に」

「ゴーヤの発芽は25~28℃。発芽させてから、植えるとよい。温度は高めに。」
 ゴーヤの種を入れたタッパーウェアを使い捨てカイロの熱で暖め、
その上、部屋の中でも温度の高い天井近くにつるして、今日の講座のために発芽させたとのこと。

「エフワンでも、種をとるといいものができる可能性はある。育てる楽しみになる」
 園芸品売り場で売られているゴーヤの苗は「エフワン」と呼ばれる、一代限りの品種。

「一代限り」だから発芽しないのかと思えば、野島先生の答えは「発芽する。でも品質がそろわない」
だから植えてみたら、エフワンからとった種からでも育つことがあるという。

「肥料はイオンの形で根から吸収される。吸収にはエネルギー(グルコース)が必要」
「土の温度が上がりすぎると、根からの栄養の吸収が悪くなる。土を覆って日陰にするとよい」

「鉄が不足するとゴーヤの葉が黄色くなる。土がアルカリになっても鉄を吸収しにくくなる。
そこで苦土石灰を入れて調整する。入れすぎてもいけない」

「鉄やマグネシウムといった金属は一旦プラスイオンになって、マイナスイオンの土に吸着する。
その後、分離して植物の栄養となる」


土づくり実習
江東エコリーダーの会山田さん、井上さん
1)枯れた苗の根やごみを取り除く
2)土をふるいにかける
 栄養があるのは洗い土。細かい土は栄養が失われています。
3)プランターに土を戻し、熱湯をかけて消毒
 多くの最近は60℃10分間で死滅する。
 黒のビニール袋に入れて、天日干ししてもよい。
4)園芸用土、腐葉土とブレンドする

以上

閲覧数1,173 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/03/15 22:59
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