江東エコリーダーの会主催 「緑のカーテン・土づくり講座」 2016年3月12日、江東区文化センター 講師の野島博先生の言葉から 「植物は生き物だから毎回同じものはできない。それにもかかわらず、作る側ももっと良いものをつくりたいと、欲が出る」 「土は人工的に作ることはできない。「土づくり」は正確には『整える』。だから土は大切に」 「ゴーヤの発芽は25~28℃。発芽させてから、植えるとよい。温度は高めに。」 ゴーヤの種を入れたタッパーウェアを使い捨てカイロの熱で暖め、 その上、部屋の中でも温度の高い天井近くにつるして、今日の講座のために発芽させたとのこと。 「エフワンでも、種をとるといいものができる可能性はある。育てる楽しみになる」 園芸品売り場で売られているゴーヤの苗は「エフワン」と呼ばれる、一代限りの品種。 「一代限り」だから発芽しないのかと思えば、野島先生の答えは「発芽する。でも品質がそろわない」 だから植えてみたら、エフワンからとった種からでも育つことがあるという。 「肥料はイオンの形で根から吸収される。吸収にはエネルギー(グルコース)が必要」 「土の温度が上がりすぎると、根からの栄養の吸収が悪くなる。土を覆って日陰にするとよい」 「鉄が不足するとゴーヤの葉が黄色くなる。土がアルカリになっても鉄を吸収しにくくなる。 そこで苦土石灰を入れて調整する。入れすぎてもいけない」 「鉄やマグネシウムといった金属は一旦プラスイオンになって、マイナスイオンの土に吸着する。 その後、分離して植物の栄養となる」 土づくり実習 江東エコリーダーの会山田さん、井上さん 1)枯れた苗の根やごみを取り除く 2)土をふるいにかける 栄養があるのは洗い土。細かい土は栄養が失われています。 3)プランターに土を戻し、熱湯をかけて消毒 多くの最近は60℃10分間で死滅する。 黒のビニール袋に入れて、天日干ししてもよい。 4)園芸用土、腐葉土とブレンドする 以上 |