蔵前駅近くの梅の湯が跡形もなく消えていて 意気消沈。 気を取り直して、鳥越神社近くの鶴の湯へ。 ゆかたを着たいなせなお父さんが入っていく。 下町だねぇ。 余談だが、江戸川区では「いなせなお父さん」は存在しない。 江戸時代は、江戸のうちに入っていなかったから。 さて、鶴の湯。 ファサード(おもて面)に二羽も鶴があしらわれている。 この広さを見るとかなりでかい風呂屋に思うが 奥行きはせまい。 でかく見せるところも江戸っ子の心意気ってもんだ。 湯温も江戸っ子好みの、ちんちんの熱さ。 燃料費節約のためか、今の時代に合わせてか あまり熱くない銭湯が多い中で これもまた鶴の湯の心意気ってもんだ。 |