表紙の写真、友人の息子君の初仕事なのです。
中村一平といいます、よろしく!
お父さんも写真家です。
(本は読んでよんでません!)
講談社刊。 http://amzn.to/bv80Hz 3日で読みました。 サラッと読めます。 高校生の男子が主人公で、「ありえない写真」の謎を解きつつ、家族の死や家族による死のありようを淡々と時にはユーモラスに描いていきます。 宮部みゆきさんは、ある種の「超常現象」を舞台にしながら、人間の業の哀しさを描く。 その哀しさの濃度が、今回はすこしあっさりしていた気もします。 今まででよかったのは、 もちろん「火車」(鮮やかで、怖い)でありますが、 文庫になったばかりの「孤宿の人 上・下」(新潮文庫) がとってもお勧めです。 宮部みゆきさんはただのハッピーエンドでないほうが、深さと余韻がありますね。 |