何を隠しましょう!! 福山雅治ファンなのでございます。ですから今年一年は結構楽しめました!!! ストーリーが史実と少々づれていようが龍馬さんが大政奉還の事実上の立役者のように描かれようが『いい!!!』とうっとりと見ていたのでございます。
まあすんでしまっている事だし、少々歪んだストーリーであっても結局は「今!『志』という事をこの人を通して考えようよ!」という事かなぁ???と思って見ていた訳です。
そう!『希望』って臆面も無く語るべきものなんですよきっと。
龍馬伝も終わり、少しずつ今年の「熱狂」から遠のいて行く感じがするけれども、あの中で何度か龍馬に言わせていた「ニッポン!を違う考えのものが一緒に住める国にしたい」という言葉が残っている。どこかから「龍馬さんよ、それはちくと難しいのう。どうしても違う考えを許さん!という「違う」考えを持つもんはどーしてもおるきにのう。おまさんもそれにやられたんと違うかよ」と言う声が聞こえる。それでも、違う考えを持つものが昔からは少しずつ少しずつ死ななくてすむようにはなってきている、と思いたいけれども、現代はそうやって生き延びてきたものも一挙に死なせてしまう「手段」もいろいろと「発達」してきて、ようやくここまで生き延びてきたものも「まとめて」消えてしまわなければならなくなる時代となってきているので、その数が増えたか減ったかなどという議論はむなしい、と言えるかも知れない。ほたえなや(静かにせよ)!と言って、静かにしなくてほたえているうちはまだ命があるうちで、死んでしまうよりかほたえ続けていると次になにかあるかも知れないと思うのが、かすかな「希望」と言うべきか。ほんまに人間というものは、えて勝手なもんぜよ。なあ、龍馬さん。
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