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2010年04月08日(木) 
昔、帝国陸軍の職業軍人であった父親が戦後サラリーマンになって、私が小学生の頃で貧乏だったけれどもよく映画に連れて行ってくれた。しかも洋画が多くてアメリカ映画も多く、「元帝国軍人」が「ええのかなあ」と思ったかどうか、ともかく嬉しくて「駅馬車」や「アラモ」やとりわけジョン・ウエィン主演のものが多く記憶に残っている。「駅馬車」など今観なおしてみると、「差別」や「偏見」などと「無粋」なことにとらわれるのは別にして、「売りもの」だった「活劇」よりも、意外に主人公たちの会話と行動に見られるしっとりとした「思いやり」が「イイ」と「感心」してしまうことがあるのは、私だけか。「チカラ」のやりとりで、強いものが弱いものをねじ伏せてしまうというのは面白くもなんともないけれども、なんだか知らないけれど「思いやり」のようなものがその「背後」にあって、それが押し付けでもなく、またそれが「強い」となると、「かなわないな」と思ったりする。ジョン・ウェインは「リバティ・バランスを射った男」でそれを演じていて、アメリカの「英雄」になっているのだけれど、意外に「活劇」としての「駅馬車」や「黄色いリボン」などで「英雄」になったと思われている、と思うのも、結構誤解かもしれない。
閲覧数1,819 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/04/08 10:55
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