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2008年04月28日(月) 
平岩弓枝さんのこの大河時代小説が好きだ。

池波正太郎さんのような艶やかさや切れがあるわけでも、藤沢周平さんのような陰影と描写の美しさが際立つわけでもない。
けれど、この小説を通して、今はもうあまり見られなくなった季節の行事・風物・風俗を知るのが楽しい。

それらが、一つ一つの短編に織り込まれており、事件解決の鍵を握る構成になっている。

文庫版最新刊のタイトルストーリー「小判商人」はヨコハマがかなり大切な舞台となっている。

というか、幕末の「御宿かわせみ」に出てくるヨコハマの描写は勉強になる。
新しい薬や貨幣・物品の流入をビジネスチャンスととらえて、うごめく商人たちのこと、さまざまな海外の文化に右往左往している庶民のことなどがいきいきと描かれている。

どうやって、平岩さんは調べているのかなあ。
小説家のリサーチの仕方も興味があります。

閲覧数6,489 カテゴリ読んだ本のこと コメント1 投稿日時2008/04/28 00:27
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2008/04/28 18:47
    いいですね。私もぜひ、読んでみたいと思います。

    ちなみに私の祖父は郷土研究家でその土地にまつわる民話などを執筆しておりました(#^.^#)

    だから私も遅ればせながら物書きを目指せたらなぁ・・・と思います。

    お掃除伝道師としてね(^_-)-☆
    次項有
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