>月光さん
映像関連一切を引き受けていただき、本当に助かりました。
DVD、よろしくお願いいたしますですー。
小田原にて29日行われた「井上ひさしさんと小田原のまちづくりを語ろう」のお手伝い。 午後3時に小田原入り。 もり・ゆかさんの友人の女性にお子をお願いし、午後4時からアタマを本番モードへ。 築45年になろうとする小田原市民会館は、電源もすくなく、控え室の洗面所は故障し、トイレは和式がほとんどでバリアフリーなどというコトバがなかった時代を髣髴とさせる構造である。 実行委員会メンバーの方によると「たぶんリニューアル工事は一度もしていない」という。 それはすごい。 小田原の人は我慢強い。 井上ひさしさんとは、お手紙のやりとりをファクシミリでさせていただいた。 いろいろと誤解があって、事前に進行をめぐって緊張した場面もあったが、井上さんの講演はほぼわたくしが伺いたかった内容であり、随所に笑いを誘うエピソードを満載した話しぶりはさすがでした。 今は無理なようでも、ボローニャのように素敵なやりかたで、「自分たちの町を天国にしようと」すでにうごいている都市が、この地球に存在している、ということ。 それは可能性はゼロではないということ。このことを井上さんから小田原の人たちに言ってもらいたかったので、ほんとうにうれしかった。 第一部の桧森隆一さん(都市プランナー・喜悦女子大教授)、橋本英治さん(劇団「前進座」文芸演出部副部長/舞台監督・演出家)のお話も、現城下町ホール建設案の不備を淡々と、しかしながら専門家の立場でわかりやすく説明されていた。 わたくしがお手伝いしたほんの一時間弱の時間は、あっという間に過ぎました。 評価は聴衆のみなさんの気持の中にしかありません。 わたくしとしては、このフォーラムのお手伝いを通して、10数年ぶりにとても会いたかった人と再会し、小田原支局時代にお世話になったかたたちに、ほんのちょっとお返しをし、それに加え、横浜の友たちにも応援いただいた、というつながりがつながったことが、一番のうれしさ。 いろいろな課題があって、ちょっとのんびり=鈍くさい(笑)かもしれないけれど、小さなコミュニティの豊かさをわたくしに教えてくれた第2のふるさと。 きょう時間と空間を共有したかた方の中から、面白いことをやろう!動かしていこう!という一歩を踏み出せる方がいたらいいな、と思いました。 |