都知事選の結果 都知事選の結果は残念でした。 別れた妻への慰謝料や子どもの養育費を値切るような人物を テレビで見たことがある、 というだけで投票してしまう 東京の有権者のメンタリティ。。。 「脱原発で候補者を統一できれば」という声は eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)や 生活者ネット(東京の地域政党)でもありました。 しかし、細川元首相は在任時に 突然福祉目的税7%を打ち出して批判されて引っ込め そしてお金の問題で辞任したはずです。 そんなことが記憶に生々しい私としては 脱原発以外の政策を打ち出そうとはしない細川元首相を 統一候補とすることは「ありえない」話でした。 また 宇都宮元日本弁護士会会長を推薦しているのは 社民党と共産党という革新陣営 細川元首相を推しているのは 小泉元首相に代表される保守・中道陣営 ということからも かなり難しい話でした。 結果は、 宇都宮さんの得票が細川首相を上回り 前回の宇都宮さん自身の得票をも上回り 東京にもまだまだ良識ある人はいるのだと 心強く思いました。 また、細川首相に投票したのは 前回は猪瀬さんに投票した脱原発派の人たちだったのでは ないでしょうか。 そういう意味では脱原発派の得票は2倍になったと言えそうです。 それでも (冒頭に書いたような)名前だけの元厚生労働大臣に届かなかったのは 残念なことです。 「世界都市博中止」だけを掲げて当選し それ以外は官僚の言いなりになった 青島幸夫都知事のことを考えるならば 脱原発だけが公約の候補者が当選しなかったのは 良しとしなければならないのでしょう。 青島さんが石原都知事の誕生を準備してしまったのですから。 追伸 問題が多かった石原都知事を3回も当選させてしまった 東京の有権者というのも。。。 |