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2014年05月19日(月) 
環境市民の環境学習プログラム
「グリーンコンシューマーになろう!~食べ物編」では、まず
子どもたちの好きなメニュー、カレーライスやギョウザ、天ぷらなどが
どのような食材で作られているのかを見る
素材分解をしてもらうことをまえにお話しました。

つづいて、それぞれの食材がどこから来ているのか
宿題として、
子どもたちにお店で調べてきてもらいます。
(油や小麦は、お店ではわかりませんので
 図書館やインターネットで調べてもらいます)

次の時間、調べてきた結果を
食材のイラストに書き込み、
黒板の白地図に張り出してもらいます。

白地図が食材イラストで埋まり
日本中から食材が来ていることがわかります。

タマネギは兵庫県淡路島
ジャガイモは北海道と
代表的な産地を知ることもできます。

一方で
牛肉はアメリカ、オーストラリア
タコはアフリカのモーリタニア
小麦はアメリカ、カナダ、オーストラリアと
海外から輸入されている食材もあることがわかります。

ここで質問です。
次の3か国のうち、食料をもっとも輸入しているのは、どの国でしょう。
1.中国(世界一の人口)
2.アメリカ(日本の2倍の人口)
3.日本

2008年の統計では
日本は539億ドルの輸入超過
中国は367億ドルの輸入超過
アメリカは358億ドルの輸出超過
と、
日本が世界一の食料輸入大国なのです。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0314.html

(輸入金額だけを見れば
 ドイツ830億ドル
 アメリカ824億ドル ですが
 ドイツもアメリカも輸出金額の大きい農業大国で
 相殺されてしまうのです)

それでは、日本の食料自給率はどのくらいでしょう。
1.89%
2.68%
3.39%

カロリーベースでは3の39%
金額ベースでは2の68%
と、なります。

カロリ-ベースと金額ベースで開きがあるのは
穀物や牛肉などカロリーの高いものが輸入されているからであり
国産牛肉であっても、えさの穀類が輸入品であれば、輸入牛肉にカウントされてしまうためなのです。

閲覧数905 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/05/19 12:13
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