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2014年05月20日(火) 
中南米を旅していた若き日の小田実、
郷土料理を食べられる店はないかと地元の人にたずねたところ
教えられた店はアメリカ資本のファーストフードだった。
(『なんでも見てやろう』小田実)

このような光景を世界中に拡げようというのが
グローバリズムの正体ではないか。
TPPもその一翼をになっているのではないか。
そう思わせる新聞記事が出た。

「トヨタの店はなぜアメ車を売らないのか」
5月19日東京新聞朝刊。


アメリカ政府は日本の系列販売を
「閉鎖的だ」と問題視して
各系列に5万台のアメ車を売ることを要求している。

冗談のような話だが
実際、韓国政府は自由貿易協定(FTA)で
各メーカー25,000台の販売を認めている。

しかも、その車は
日本の安全基準ではなく
アメリカの安全基準に適合したものだという。

ここでも、アメリカは
BSE(狂牛病)問題とおなじ
売り手主体の「安全宣言」を振りかざしている。


これに対して日本政府は
ヨーロッパ車が日本人好みの小型車を出して
売り上げを伸ばしている事実を持ち出して
反論している。

ここまでは、まっとうな対応ではある。

しかし
「米国に矛を収めてもらうため、
何らかの“お土産"が必要だ」(交渉関係筋)

と、譲歩策を練っているというのだから
開いた口がふさがらない。

アメリカ軍に広大な軍事基地をいくつも提供し
そのうえ「思いやり予算」1,881億円もつけている日本に

“お土産"を持参するのは
アメリカの方だと思われるのだが
いかがであろう。

閲覧数1,191 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/05/20 13:17
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