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2014年06月27日(金) 
この写真なんだと思いますか。

まだ青々とした野菜があります。
袋詰めのそばやうどんの生めんもあります。
トレーに入ってラップをかけられているのは
魚介類でしょうか。
白いパックは納豆ですね。

これは、家庭から出た手つかずの食品ごみ
100世帯3日分のごみから出てきたものです。
(2006年、京都市提供)

ハンバーガー・チェーンやコンビニエンスストアから
まだ食べられる食品がごみとなっていることは
すでにお伝えしましたが

まだ食べられる食品を捨てているのは
家庭もおなじだったのです。

京都市が家庭から出る生ごみを調べたところ
38%が食べ残し
そのうちの22.2%が手つかずの食品でした。

どうして、手つかずの食品がごみとして捨てられているのでしょう。
賞味期限が切れたから?

いえいえ、賞味期限が切れていたのは
全体の半分。
残りは、まだ期限が切れてはいませんでした。

そして賞味期限は、おいしさを保証する期限ですので
切れたからと言ってすぐに食べられなくなるものではありません。



京都市では、1世帯当たり1年間に約6万円もの食品が
手つかずの食品ごみとして捨てられていると
試算しています。

また、京都市では、これの処理に
1世帯当たり年間5000円かかっています。

つまり、各家庭、年に65000円も
無駄な出費をしていることになります。


京都大学名誉教授のごみ博士
高月紘先生によれば
食べ残しを含めると
国民一人当たり年に10万円の食べ物ごみを出しています。

これを全国民あわせると12兆円で
これは国内の漁業・農業の生産額に匹敵します。

私たちは、つくった食べ物をそのまま捨てていることになります。

環境市民HPもご覧ください。
http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?…ent_id=192

閲覧数1,158 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/06/27 21:28
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