20年前に比べて、飲料容器由来の資源ごみがどのくらい増えているか 子どもたちに体験的に知ってもらう環境学習プログラムとして 環境市民が開発したのが「空き缶あかんゲーム」です。 1分間の飲料容器分別ゲームです。 20年前は、飲料容器の分別は アルミ缶とスチール缶の2種類しかありませんでした。 その頃の数量を各10個としているので 1分間であっても 子どもたちは楽々と分別します。 一方、現在はアルミ缶とスチール缶のほかに PETボトル、白びん(透明びん)、茶びん、その他の色びんと 6種類に増えています。 数も、アルミ缶、スチール缶とPETボトルは各20個 びんは各10個と、合計90個になります。 これでは大人でも1分間でも分別しきれません。 いくらリサイクルが行われているとしても 数が増えたのでは その処理にたくさんの労力(エネルギー)が必要であることを 身をもって体験できます。 ちなみに20年前と 近年の飲料容器の出荷量はグラフのようになっていて これも子どもたちに見てもらっています。 http://www.kankyoshimin.org/modules/library/index.p…tent_id=18 図では容器1個がゲームでは10個に相当します。 |