環境市民ではおなじみ、環境マンガ家ハイムーン氏の作品に 「元栓を閉めた方が早道じゃないか?」があります。 http://www.miyako-eco.jp/files/img/highmoon/3_6.jpg 絵の真ん中に大きなたらいのようなプールがあり 中にはビルがいくつも水と資源ごみに浸かっています。 空き缶や紙などがうじゃうじゃと浮かんでいるのです。 プールの下にはたくさんの人がいて プールからあふれてきた缶やびんをバケツに受けては 梯子を登ってプールの中に返しています。 「リサイクル活動」という言葉も見えます。 しかしながら 返しても返しても缶やびんがあふれてきます。 まるで無間地獄のようです。 ある時、ひとりの人が「あ!」と気がつきます。 プールの上には大きな蛇口があって そこから大量の缶や紙がプールに注ぎ込まれていたのです。 「あの元栓を閉めた方が早道じゃないか?」 元栓を閉めないことには 私たちは「無間地獄」を抜け出せない、ということです。 「元栓を閉める」ということは 飲み終わったらごみとなる、 缶入り、びん入り、PETボトル入り飲料を買うことを 見直すということです。 |