2014年08月25日(月) 

網地島(あじしま)は宮城県の東部、牡鹿半島の南にある離島です。
かつては牡鹿町でしたが
平成の大合併で石巻市になりました。

 

人口は
Wikipediaによれば、500人足らず
奥さんが網地島の出身という人によれば約350人

 

面積は6.43km2ですが

石巻港に向かう網地(あじ)港と
牡鹿半島の鮎川港に向かうふた長渡(ふたわたし)港とを結ぶ
コミュニティバスが走っていて
(料金は100円)
診療所も、「島の楽校」もほぼ中間地点にあります。

 

この網地島で8月23,24日開催された「網地島夏祭り2014」

http://ttajishima.weebly.com/3217822320237982279931…tival.html

 

の支援に
一般社団法人やまと災害ボランティアネットワークとして
8月18日から2参加してきました。

 

 

会場は網長中学校跡につくられた「島の楽校」、林間学校などの体験施設です。

 

ちなみに上の画像は県道に面した今の正門。

かつては東向きにありましたが、ジャングルに迫られ、つかわれていません。

 

現在の門を入るとゲートとなるものがつるされていました。

(この設置も手伝いました)

 

 

メインとなる舞台は、荷物運搬のフォークリフトで使われるパレットの上に

コンクリートパネル(コンパネ)を載せたもの。

 

柱は地面に杭を打ち込み、これに漁師さんたちが竹を縄でくくり

ブルーシートをかぶせてつくりました。

仕上げの飾りは大漁旗。

最近は大漁旗もタンスの肥やしになっているそうです。

  

 

左の画像の黄緑Tシャツを着ているのが

設営の責任者リックです。

 

アメリカのミシガン出身ですが、現在はみっちー(島の女性)とともに

暮らしています。

 

ステージでは、盆踊りの伴奏生歌、音楽ライヴ、フラメンコなどが行われました。

(本番、画像をとる余力が残っていなかった。無念)

 

  

盆踊りのやぐらは、工事現場で使われる「タワー」(工事用簡易足場)に

板を載せ

やはり漁師さんたちがロープワークで竹を括り付けて

つくりました。

 

島の女性たちがつくった提灯がさげられています。

 

初日の昼間3時ころ、盆踊りが行われ

そろいの法被を着た女性たちが踊っていました。

 

やまと災害ボランティアネットワークのボランティアさんたちが

高齢者施設の高齢者を盆踊りにエスコートしましたが

炎天下のため、施設の職員が早々に連れ帰ってしまいました。

 

わたしも意識がもうろうとして、記録写真を撮ることをすっかり忘れていました。

 

このあと、神奈川からボランティア参加の菊仙さんが

太神楽(和傘に物をのせて回す芸)を

やぐらの上で披露。

 

大学生のグループにとても受けていました。

 

この画像も撮るのを忘れていたんだな。

かわりに楽屋入り前の菊仙さんを。

 

 

夜は、キャンドルサービス「宝の島」

ステージでは音楽ライヴ

そしてキャンプ・ファイアも行われました。

 

 

 

実は、そのころは神奈川から来たボランティアのための晩ご飯づくりにおおわらわ。

さかなの調理は島の人たちに助けていただきました。

 

 

 

わたしは前々日からカレーを仕込み、

当日は、皿を汚さずにカレーを食べる

防災訓練を行いました。

(大規模震災では水が使えなかったり、食器がなかったり、支援物資がいつ届くかわからないので

皿のうえをラップでくるんで、紙皿でも何回も使うようにします)

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数6,571 カテゴリアルバム コメント2 投稿日時2014/08/25 20:35
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