がくさんのメールマガジン
日和見主義の第127号です。

アート評1件、書評2件を掲載しています。

『ニッポン・サバイバル――不確かな時代を生き抜く10のヒント』姜尚中、集英社新書、700円＋悪税

　「お金を持っている人が勝ちですか？」「自由なのに息苦しいのはなぜですか？」「どうしたらいい友人関係がつくれますか？」「どうしたら幸せになれますか？」等、10の問いに気鋭の政治学者が答える。

　本当の友達は社会的な問題にともに対峙したときに生まれることを学生時代の経験から語るなど、答えの多くは姜尚中の少年時代・青年時代の体験に基づく。テレビで見る、あの朴訥とした語り口そのままの文体は好感が持てる。

　一方で、現在の問題の多くは、私たちが身

環境首都を目指す自治体全国フォーラム2010では、会場の外に「茶のみ場」が設置されていました。

「茶のみ場」は、持参したマイボトル（水筒）に緑茶、ほうじ茶、紅茶を各100円で提供してくれるもので、「PETボトルごみ発生抑制」と「美味しいお茶を美味しい煎れ方で味わってもらう」という２つの目的があります。

水俣市は2009年11月に「ゼロ・ウェイスト宣言」をしています。
「茶のみ場」も宣言にともなう行動の一つとして行われています。

緑茶がとても美味しくて、おかわりしたうえに、茶葉を買って帰りました。

画像は、責任者の女性で、「お茶を煎れる途中で急須を

「環境首都をめざす自治体全国フォーラム」が11月17日18日の2日間、水俣市牧ノ内の「もやい館」で開催されました（主催：環境首都コンテスト全国ネットワーク・水俣市）。

　宮本水俣市長、中川加西市長、山下生駒市長、牧野飯田市長、穂積新城市長、古川多治見市長、中嶋山鹿市長、福島八代市長など、全国19自治体と10NGOが参加。

18日は、ゼロ・ウェイストのまちづくり
19日は、地域からのグリーン・ニューディール
をテーマに
参考事例の紹介・学識経験者（篠原熊本県立大教授・植田京都大教授）のミニレクチャー、そして首長・NGO間の忌憚のない意見交換が行われました。

水俣市へ行く道中、立ち寄った鹿児島市で
路面電車の軌道緑化を見つけました。

これまで路面電車の軌道は、石畳かアスファルトでしたが
芝生を植えることで
ヒートアイランド現象の原因となる道路の蓄熱を抑えようというもの。

ドイツではあちらこちらで行われていますが
日本では鹿児島市で始めてみました。

交差点など、車に踏みつけられてしまうところや橋以外で
緑化が行われていました。

『東北－－つくられた異境』川西秀通著、中公新書、740円＋悪税。


　わたしは学生時代を仙台で過ごしたので、東北のどこへ行っても、言っていることの半分はわかる（残り半分がわからないのは、さらにまた地域別の方言があるからだ）。


　本書は、東北地方というこの地域を一体的にとらえる概念は明治時代につくられたもので、「遅れた貧しい地域」という偏見は20世紀初頭のたび重なる飢饉によって形成されたことを明らかにする。


　東北各地の地域性は多様性に富んでいて、東北を一体的にとらえることは現実的でないと、著者は訴える。
　かつては一体的にとらえら

環境首都コンテストに関東地区で参加している自治体の
先進事例発表を聞くとともに
意見交換を行う
交流会をコーディネートしました。

新宿公園の森の中でやります。

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　　　　　環境首都コンテスト　関東地区交流会2010
　　　　　　～環境のまちづくりへの市民参加と課題～
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「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」は、
環境施策のモデルとなる「日本のフライブルク」を
市民のエコひいきによって誕生させるため、
全国13

がくさんの書評・映画評をあつめた「日和見主義」約1年半ぶりの発行です。

ネタはすでにブログに掲載しているものですが
メルマガ用に一部をリライトしました。

「日和見主義」は、i-PODが出てくる前から
i-POD向きのメールマガジンだったのではないかしらん。

ご笑覧ください。

ただすのもり環境学習研究所は
「第10回あなたとともにエコロジー伊勢佐木」に参加します。

当日は、ゆず、唐辛子、ショウガ湯など秩父の農産物加工品、
生態系に影響を与えない石けんの販売を行うほか、
買い物をしながらエコを考える「買い物ゲーム」（参加無料）を行います。
どうぞご参加ください。

と　き　2010年11月14日（日）10：30～15：30
ところ　伊勢佐木モール6丁目


http://portside-station.net/2010/10/28/6479/