平凡社新書「社会で子どもを育てる~子育て支援都市トロントの発想~」(武田信子著)より引用 =================================== Socialworkの定義 ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(Wellbeing)の増進を目指して、社会の変革(SocialChange)を進め、人間関係における問題解決を図り、人々のエンパワメント(力づけ)と解放を促していく。 ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人々がその環境と相互に影響しあう接点に介入する。人権と社会的公正の原理はソーシャルワークの拠り所とする基盤である ~国際ソーシャルワーカー連盟によるソーシャルワークの定義~ =================================== Socialworkerとは 「さまざまな環境調整を、有機的な連携のもとで、利用者の立場で実行していくのです。 今、うまく機能していないコミュニティがあるとしたら、そのコミュニティの成員のためにアドボケート(代弁、権利監護)し、成員をエンパワメントし、そのストレングス(強み)を尊重し、コミュニティを彼ら自身の手で再生していくためにコーディネートするわけです」(p43) ================================= そういうしごと。 情報分野における「ソーシャルワーク」について考えてみる。 医療・福祉分野に限定されない、SocialChangeを目指す仕事。 コーディネーション専門職。 情報を扱う職人。 こういう方がしっくりくるですな。 |