年末年始にかけて帰省した際、車体の方を別件で使った為に余っていた GM旧客キットの床板と床下機器が出てきた。そこで、この床板を活用し、 バラ売りの車体キットを購入して旧客編成にもう一両追加すると同時に、 ついでに大分ボロボロになっていた旧客編成の車体を更新することにした。 という事で帰省ついでに買ってきた。やっぱり成形色で最初から色が付いている方が 塗装の手間がかからなくていいし、完成品と色が近いので合わせやすい。 因みに、古い方の車体の旧客は高校の頃辺りに組んだもので、塗装はTAMIYAの茶色。 窓ガラスの塩ビ板もはがれ、塗装そのものもあちこち剥離してしまっている。 車体更新開始。屋根と床板と幌を流用・移植する為に古い方の車体から引っぺがした。 これに伴い、古い方の車体についてはこれにてお役御免となった。 窓ガラスは塩ビ板のストックが無かった事に加え、またべこべこに剝がれてくると 嫌なので、透明プラ板を使用することにした。 スハ43、更新工事完了。更新前と比べると色が全然違い、実車に近くなった。 最早言うまでもないかも知れないが、TAMIYAの茶色だと色が明るすぎ、完成品と 合わせることが出来ない。この色合いはかなり漫画的な色合いである。 KATOの完成品のオハ35と比べると微妙に色が暗いが、違和感は感じない程度である。
・・・で、肝心の本題の方だが・・・。
・・・余りの床板活用して追加を目論んでいたやつについて、本当は屋根だけが 欲しかったのだが、屋根だけではバラ売りが無かった為、結局また床板の余りが 発生する事態に。さーてどうしたもんかと考えた末、思いついた結論は・・・。 ASSY品の車体だけを持ってきて、加工して無理やりニコイチする方法だった。 最初からこうしてればよかったのだが、GMストアの店頭在庫にこのASSY車体が 無かった事に加え、そこまで頭が回っていなかったのである。 ところが意外なことに、なんとGMの床板とKATOの車体がピッタリだったのである。 勿論車体留めのツメは使えないので、床板は両面テープでの固定にはなるが、 まさかここまでピッタリ収まろうとは・・・。 で、上記の増やした分で床下機器のストックが無くなってしまった為、例によって おゆまるを使って型取り+レジン複製して床板に取り付けた。これも黒のレジンを 使った方が圧倒的に楽だったのだが、近所に黒のレジンを取り扱ってる100均が 無かったのである・・・; 旧客編成を元々収めていたケースのウレタンも交換し、今回増えた分の2両に加え、 単品ケースに入っていたオハ35×2とマイテ49もこちらのケースにまとめた。 これに伴い、古い方の車体の旧客と編成を組んでいた”マイテもどき”は、入るスペースが 無くなった為、台車と床下機器の一部をマニ36に譲り、正式に用途廃止・引退となった。
・・・尚、ケース上段に居るオロ30について、実はこれ俺が最初に購入した客車であり、 その購入理由と言うのが車体が短かったからという、ものすごい来歴持ちの 車両でもある。と言うのも、これを購入した時はまだレールをあまり持っておらず、 宅走だと直線区間が短くてホームの有効長が全然取れず、車体の短い車両しか 停車できなかった為である。今回の更新でスハフ43になった旧スハ44も、上記の 事情からホームが短くても昇降可能と考えた為の導入だった。 高校時代初期の頃の宅走では機関車1両+客車1両が当たり前だった。 旧客の知識もロクに無い頃に購入し、その後の車体色の合わない客車の増備によって 隅に追いやられていたオロ30、今回の車体更新で一応他の旧客と色は揃ったが、 今度は全長ばかりか活躍時期も合わないという別の問題を抱えることに。 引退させるつもりはないが、編成に入れた時にどう説明を付けたものか・・・; |