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2024年09月02日(月) 

という訳で(←どういう訳だ)JAM2024で購入した、グラハム製の

クラス08型ディーゼル機関車のレビューをしようと思う。

言わずと知れた、イギリスの鉄道における入換用ディーゼル機関車の

決定版ともいえる機種である。

 

全体的にモールドやレタリングが多く見られ、サイドパネルや通気口も細かい。

ロッド回りに関して、クランク部分はプラ製だが、ロッド自体は以前購入した

マラード号と違い金属製。黄色の色差しが良い感じである。

また、この個体は”スペクター”という名称があり、側面に記されているが、

名札は別パーツやモールドではなく、レタリングによるものだった。

裏側。集電板は全部の動輪に接しており、フランジの裏に隠れている。

ただ、車輪のかなり下の方に接している為、ポイントとか踏切を通過する時に

引っ掛かったりしないかちょっと不安である。

また、砂蒔き管がかなり細い為、うっかり折らないようにしなければと思った。

 

 

前後左右。08型はボディが左右で微妙に非対称になっているが、そこの違いも

キッチリ再現されている。が、一つ気になるのはこのレタリングである。

08型はイギリス国鉄が1952年から1962年にかけて製造した機関車の為、

LMSのレタリングをしているとなると、この個体は厳密には08型ではなく、

08型のベース機となったLMSのクラス11なのでは?という疑念ががが。一応ケースには

class08と書かれてはいるし、ディティールも異なるようだが・・・?;

 

・・・ところで、先述の通り、うちには既にGWRの5700classが居るが、

5700と08の組み合わせと言えば・・・。

「サー・トッパム・ハットは、僕は知らない事が多いって思ってるようだけど、

じつは大間違いさ。ディーゼル機関車ってのは、何でも知ってるんだ。

操車場へ出かけていって、そこをかいぜんするのさ。何しろ、ディーゼル機関車は

かくめいてきなんだからね。」

「へぇ。まぁ、いいや。君がそのかく何とかなら、僕がゴードンの客車を

揃えている間に、貨車を集めておいてくれるだろうね。」

 

ーーー汽車のえほん13巻第二話”ディーゼル機関車 ディーゼル”より。

 

意図していなかったが、今回08型を購入したことにより、この因縁の並びが

実現できてしまったのである。

 

全長とホイールベースを比較すると、どちらも08の方が短く、曲線通過は5700より

容易に出来そうな感じである。

 

我が家の最古参、河合君と並べてみる。実を言うと、スケールモデルのディーゼル機関車は

これまで河合君以来一台も来ておらず、これが二台目である。ディティールやモールドの

精密さはもはや比較するまでもない位の差である。が、この二台には意外な共通点があり、

共に元々はバックマン製品なのである。

とりあえずこれで08型のレビューは終了。走らせてみると、いかにも

ゴロゴロとした感じの走りであり、どっしりとしたような印象を受ける。

但し、FWが付いていないので、発進時は若干動きが渋い感じがした。

低速は若干苦手なようである。

とはいえ、河合君と違ってスピードがそこそこ出る為、貸レに連れて行っても

問題なさそうである。

 

 

 

 

・・・入換機とは言え、この手の工事列車も結構似合いそうである。


閲覧数754 カテゴリ雑感 コメント0 投稿日時2024/09/02 22:45
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