養護学校でよく見る光景: (1)男子トイレで、「お尻を出さないで、(オシッコ)しなさい。」 毎日、子どもを怒っている先生がいる。 (★困ったことに、「怒ること」を、「指導している」と勘違いしているから 手に負えない。) (1年たっても、この先生は、この子どもを、同じように怒っている。 つまり、怒っても、子どもの変容はない。) (1年間、怒られ続ける、この子どもこそ、いい迷惑である。) (2)「お友達がケガをするからやっちゃダメでしょ」 例えば、2歳相当の子どもがいたとする。
2歳相当といえば、言葉の表出は、 「2語文」 だ。
(つまり、言葉の理解は、「2語文」 より少し上のことがわかる かもしれない発達段階)
この子どもに、「趣意説明」 (お友達がケガをするからやっちゃダメでしょ) をしても 理解できない。
2歳相当では、「~だから」 のような接続詞を使った文が理解できないからだ。
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