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2007年06月04日(月) 
この土日、父の故郷・長野県上田市に初見参。
いわずとしれた真田一族の本拠地である。
だが、今回は真田様のゆかりの地はなかなかいけず。。
真田太平記(by池波正太郎)ファンとしては大変残念でありました。

駆け足だった二日間のうち、
強烈な出会いは
上田市郊外にある小さな美術館「無言館」
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sjmatsu/mugonkan/mugonkan.html

反戦がどうとか、はまったく感じなかった。

創造力を発揮することが生きる喜びである芸術家が、
「人を殺せ」という矛盾したミッションを与えられ、
その矛盾や恐怖と格闘した末に命を失う切なさに
ただもう言葉がない。
20代と30代前半のアーチストの卵たち。

アートが金になるという21世紀の今の時代に、
まったく異議はないけれど
金にならない創造にも
無名の人間のあがきにも
人を感動させる「力」は存在する。
それはたぶん
金には換算できないけれど
時を越えて人を揺り動かす。

さらにいうと
この無言館を企画し、つくり、発信し続けている館長・窪島誠一郎氏の情熱に、
わたし自身はかなりヤラレた。
無名のクリエーターの尊厳を守ろうとする意思。
創造力を妨げるものへの静かだが確固たる抵抗。

年齢ぢゃないね。
すごい人はそこここにいる。

なにかを創ろうとする人は
一度行く価値があるとおもいまふ。

ちゃんとした公式サイトがないのが残念だ!

閲覧数6,582 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2007/06/04 00:02
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