PM2・5は警告する 中国から大気汚染物質PM2・5が飛来している。 PM2・5は花粉よりも直径の小さいイオウ化合物など複数の化学物質で、 石炭などの化石燃料の燃焼により発生しているという。 「ただちに健康への影響はない」という3・11直後とおなじ言葉が喚起するものは、 中国で原発事故が起これば日本にも放射能が飛来するということだ。 子どもの頃(1060年代)中国で大気中核実験が行われた際に 「雨に当たると髪が抜けるぞ」と、大人から脅かされたことも思い出される。 PM2・5については、東京都が北京市に大気汚染に関する技術協力を伝えている。 国が手をこまねいているのに比べ迅速な対応と言えるだろう。 自治体間の交流による中国の公害対策は、過去にも北九州市が大連市に協力した実績がある (国際協力事業団が支援)。 このような日中の都市間交流による公害対策は、 現在作業が進められている国の補正予算案にも上乗せしてもらいたい。 しかし、ひとたび中国で原発事故が起これば自治体間の交流ではどうにもならない。 毎年黄砂が飛来している西日本の広い地域が影響を受けることになる。 そのとき国民はどこへ避難すればよいのだろう。 福島の原発事故などなかったかのように、 サウジアラビアへの原発輸出計画が進められている。 サウジに原発を輸出することは 中国の原発を容認することとつながっていることを忘れてはならない。 ********************** 山田 岳 ただすのもり環境学習研究所 http://heartland.geocities.jp/tongeymd/index.htm ブログ「横浜だけどただすのもり」 http://sns.yokohama150.jp/blog/?key=6104 かながわ環境市民ネットワークブログで、 原発関連情報を提供中 http://sns.hamatch.jp/community/?bbs_id=209 ツイッターでもつぶやいてます @gaqusan **********************. |