飯舘村訪問 昨年の春4月、平塚の「かーちゃんの力プロジェクト」応援隊とともに福島を訪問しました。 かーちゃんの力プロジェクトについては、前回説明しました。 応援隊は、平塚市を中心とする湘南地方の女性たちが このプロジェクトを応援しようと かーちゃんたちのつくった農産加工品を共同購入し ときにはかーちゃんたちを招いて飯舘村料理のワークショップを開催しています。 このときは、平塚のほうからかーちゃんたちを訪ねる番でした。 わたしは現地、福島市で合流しました。 福島駅前商店街にあるレストラン・ショップ「わいわい農場」、 店頭には会津地方でつくられた野菜 かーちゃんの力プロジェクトでつくられた漬け物などの農産加工品 染め物や飯舘村に関する書籍などが売られていました。 店の奥はレストランになっていました。 おなじビルの3階にプロジェクトの事務所がありました。 ここには、かーちゃんの力をはじめ、いくつかの団体が事務所を構えているようでした。 おなじフロアの、以前は歯科医院だったという部屋で かーちゃんたちの手作りの料理に舌鼓をうちながら 楽しく交流しました。 かーちゃんたちの「ユニフォーム」となりつつある 「手ぬぐいキャップ」は、うちのyasunekoがデザインし 平塚のエネルギーカフェ・みかんやでワークショップをひらいて つくられたものです。 当日も、キャップをかぶったかーちゃんたちが自慢げにポーズを取って 手ぬぐいキャップをアピールしていました。 かーちゃんの力プロジェクトが始まった頃 放射能による風評被害が広がっていました。 「作ってもだれも買ってくれないよ」 多くのかーちゃんがそう思ったそうです。 そんななかで、平塚から「買うよ」と声がかかったとき 「本当に買ってくれるの?」 かーちゃんたちの目が輝いたそうです。 それだけに、この日の交流会も双方にとって 重要な意味のあるものだった訳です。 |