■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=520
2007年07月01日(日) 
小田原支局にいたころ、よく取材というか遊びにいっていたのがNPO法人「子供と生活文化協会」
http://www.clca.or.jp/news.html

そのころは任意団体で、阪神大震災で被災した子供たち50人を、小田原に招き、箱根でゆっくりと過ごしながらこちらの子供たちと交流するというのを取材したのが最初だった。

山北町の山あいに、市間寮(いちまりょう)という木造の寮があり、十数回は泊まりにいったと思います。
最寄り駅から徒歩90分。
とっても落ち着くよいところなのです。

ここで、ゲストを招いて親子を対象に生活体験合宿という
のが行われるのですが、そのゲストがとても面白く、能の大倉正之助さんとか、
http://www.hiten-jp.com/
せんだい・みやぎNPOセンター代表理事加藤哲夫さん(当時はカタツムリ社の経営者でした)とか、
http://www.minmin.org/
和光大で、古代技術の研究をしてる土染め師の関根秀樹氏とか、
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/ecologue…08_01.html
ストーリーテラーの古屋和子さんとか、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kazshow/

その他もろもろ、クロスオーバーな方々が登場して、いっしょに玄米ごはんを食べつつ、プロの技と話を聞かせてくれる。
贅沢な時間であった。

http://www.clca.or.jp/gasshuku/about.htm

母体は、寄宿生活塾「はじめ塾」(小田原市城山)。

70年余前から続いている私塾で、小田原で出会った面白いひとはなぜかここの寄宿生だったり、関係者だったりした。

96年ごろだろうか、CLCAが主催する南足柄市のキャンプ施設「丸太の森」で2泊3日の「第3回いのちとくらしのまつり」に参加した。
1回目と2回目はたしか、岩手で開催したように思う。

こどもたちがほぼ企画し、会場設営、食事作り、音楽、ワークショップ(陶芸やパン作り、その他もろもろ)は、業者などまったくはいらず、自分たちで人脈をつくり、ほしいものを告げ、参加のスタイルを提示して巻き込んでいく。

私は、虫除けの蚊取り線香にあぶられつつ、竹でつくったベッドに仰向けになって、星を眺めながらうとうとと眠ったことが大切な思い出。

和菓子屋さんによるクズ切りづくりや、アフリカンドラムのライブも楽しかった。

そのまつりがこの夏、久々に復活するとのこと。

CLCAが面白いのは、「やるべきであると時が満ちるまで、やることはない」(和田重宏会長)と、ずっとまつりをやらなかったこと。
それは正しいなあ、と思うのです。
「時が満ちる」っていいですよね。
それぞれ別の場で生きているニンゲンたちのなかに、「やりたい!」という思いが満ちてくるまで、やらない。
反対になぜ、いま、時が満ちたのか、こんど聞きたいなぁと
思っています。

今回のまつりはとくに、県内にあるいくつかのフリースクールを「生活の場」でネットワークし、子どもも大人も自然のなかでつなげていこう、というミッションを持って企画されるようです。

彼らは厚生労働省委託実施事業として「若者自立塾」を運営しています。
http://www.clca.or.jp/wakamonojiritujyuku/
横浜でも説明会を開いています。


子育て/教育/ニート支援などなどに興味のあるかたは、ぜひのぞいてみてください。
http://codomomatsuri4th.blog101.fc2.com/blog-entry-1.html
http://codomomatsuri4th.blog101.fc2.com/
横浜とはまた、ちがったかたちでこども/若者と関わっている人たちを知ると、新しい動線が引けるかもしれません。

閲覧数13,409 カテゴリNote コメント3 投稿日時2007/07/01 19:01
公開範囲外部公開
コメント(3)
時系列表示返信表示日付順
  • 2007/07/04 00:36
    鉛筆hopeさん
    追加情報)
    CLCAの子供たちは、能もやっています。
    下記のイベントにも協力しているようです。
    ===================
    新作能 横浜三時空
    第11回横浜飛天双○能
    平成19年9月8日(土)於:横浜能楽堂
    午後5時半開演(30分前開場)午後7時半終演予定 
    主催:横浜飛天双○能実行委員会 横浜市中区錦町30-1ケンタウロス内
    共催:NPO法人ケンタウロス NPO法人ハマには浜を
    プロデュース:大倉正之助
    後援:横浜市市民活力推進局・横浜市芸術文化振興財団・横浜能楽連盟
    協力:大倉正之助事務所・NPO法人子どもと生活文化協会(CLCA)
    http://www.yokohama-noh.com/2007/index.htm
    次項有
  • 2007/07/10 00:05
    hopeさん、このご案内、うれしいです。
    (やっぱりブログはまめにチェックしないと、情報を見逃してしまいますね!)

    96年頃の「いのちとくらしの祭り」と同一かどうかはわかりませんが、私も、その頃丸太の森で、確か「子ども祭り?」なるイベントに参加しています。
    確かに岩手の次だったと記憶しています。
    はじめ塾関連では、その前後にアルプスのほうで、押田神父のもとを訪問する!なるイベントにも参加してますが、そのどちらかで、大倉正之助さんが渓流の中洲でライブを披露していたと思います。
    同じイベントかもしれませんね。

    今夏に行う「いのちとくらしのまつり」は、
    「自然」「多様性」「自立」「共生」「お互いを必要とする事の大切さ」「地域での子育て」「男女平等」「世代平等」「男女共同参画」「協同」「個人の尊重」「ココロの拠り所」「居場所」「ちゃんと向きあう」「自発」「ココロの隙間」・・・・などなどのキーワードにビビっとくる人には是非おすすめのイベントだと思います。

    家族やパートナーと参加してみたらきっとロハスな気分を味わえるだけでなく、「鏡の法則」ではないですが、何か自分自身の中で何かの意識が変わっていくのを感じることができること必至だと思います。

    CLCA。はじめ塾などが主体となっている小田原でのムーブメント、更に動線が伸びればいいですね!
    積極的なPR活動をしていない団体ですが、私も陰ながら応援しています!

    つい、長くなってしまいました。
    コメント不要ですよ!
    次項有
  • 2007/07/10 00:15
    鉛筆hopeさん
    >guruguru\'Wさん
    おお。何たる偶然。うれしいです。あのなんともいえない解放された感覚をわかってくださるかたが、ハマっち!の中にいたとは…。
    世間は狭いなーー。

    たぶん、同じイベントですね。
    しかし、贅沢ですよね、自然のなかで大倉さんのライブ聴けたなんて。
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
hopeさん
[一言]
「落ち込まない最善の治療法は行動」 イヴォン・シュイナード(パタゴ…
■この日はどんな日
書き込みはありませんでした。
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み