アースデーTOKYO2014が4月19,20日、東京・代々木公園で開かれ 市民電力連絡会スタッフとしてブース出展に参加してきました。 アースデーは、1970年4月22日にアメリカで 環境問題の討論集会が開かれたことに由来するもので 日本では、近年、22日前後の週末に各地で開かれています。 (ちなみに国連のアースデーは3月21日) 今回私が関わった市民電力連絡会は、 各地(とりわけ関東地方)で市民共同発電所を運営している または、これから立ち上げようとしている 市民団体や市民系事業者による連合体(ネットワーク)です。 今年の2月21日、エコギャラリー新宿で キックオフイベントを開いて 発足しました。 参加団体は、エナジーグリーン(事業者)、 足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ(NPO)など 事業形態も発電キャリアもさまざまな14団体です。 東京電力福島第一発電所の事故があり 電力の固定価格買い取り制度(注)が始まったことで 市民自ら発電する電力の地産地消への気運た高まっています。 注:固定価格買い取り制度 自然エネルギー(再生可能エネルギー)による電気を 電力会社が20年間同じ価格で買い取り 設備投資の回収を容易にすることで 新規参入を促す制度。 しかしながら 一方で、資金の調達に苦労したり 系統連系(注2)で電力会社から嫌がらせを受けたりと さまざまな問題・課題に直面していることも事実です。 注2:系統連系 新規発電事業者と既存の電力会社との接続 周波数と出力をあわせる必要がある。 電線の容量不足を理由に 電力会社から接続を断られる場合がある。 市民電力連絡会では、こうした問題・課題そして解決方法を 参加団体が共有することで 市民電力の輪がさらに広がっていくことを目指しています。 アースデーの会場では、関東、甲信、東海地方にある 市民共同発電所をマッピングしました。 これにより連絡がまだ把握していない 新たな市民共同発電所をいくつか見つけることができました。 |