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2014年09月17日(水) 
2) 原住民の居住権

マレーシアのサラワク州(ボルネオ島)のジャングルで暮らす原住民は
ジャングルを共有地として
家を建てたり
焼き畑農業を行ってきました。

これに対して、
マレーシア政府はジャングルを国有地として
プランテーション開発業者に
開発許可を与えました。

このために
開発業者が原住民を追い出して
プランテーション開発を行う問題が各地で頻発。
業者と住民が対立しています。

3) 肥料や農薬の問題

国連食糧農業機関(FAO)のホームページには
パームヤシの栽培方法が掲載されています。

そこで推奨されている肥料を見ると
硫酸アンモニウム(NH4)2SO4
塩化カリウムKCl

掲載されています。
http://www.fao.org/docrep/006/t0309e/T0309E04.htm

硫酸アンモニウムは、アンモニア成分が肥料となりますが
硫酸があとに残されることになります。

塩化カリウムはアメリカでは死刑にも使われる
毒薬です。

一方、農薬ですが
原住民の焼き畑農業では
植物の病気が発生しても困らないように
4種の野菜を同時に栽培します。

これに対してプランテーションでは
パームヤシ1種の栽培ですので
病気にならないよう消毒を行うことになります。

こうした肥料や消毒のため
作業員はマスクをしなければなりません。

また、肥料や農薬が流れ出し
川だけでなく
ボルネオ島沿岸部までも
汚染して問題になっています。

(つづく)

閲覧数1,420 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/09/17 12:02
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