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ロケット開発の研究者だった佃航平が、打ち上げ失敗の責任を取り研究者の道をあきらめ、父の跡を継いで中小企業、佃製作所の経営を始めます。研究開発により会社の規模を大きくしていたのですが、ある日突然、特許侵害としてライバル会社の大企業から訴状が届きます。ちょうど、取引先から発注を断られ、資金繰りが厳しい時期と重なり、窮地を迎えたところでメインバンクからも融資を断られ、・・・。 そんな窮地に対する対策を佃製作所がしたこともあり、日本を代表する帝国重工という大企業が開発してきたロケットの心臓部が、佃製作所の持つ特許技術によって行き詰まりま … [続きを読む] |
加賀恭一郎が活躍する刑事物です。 殺人事件ですが、おどろおどろしい描画は一切なく、加賀が事件を解きながら人情味あふれるドラマを鋭い観察力で探ってゆくストーリーです。 ドラマにもなっているようで、見のがしたのですが、 TBSテレビ 12月26日(月)~28日(水)13:55~16:53 東野圭吾ミステリー!3日連続ドラマスペシャル!『新参者』レジェンド プレミアム総集編第1章~第3章 ということで、忘れなければ観たいです! 『新参者』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062157713/ref=a…4062157713 … [続きを読む] |
暴露本というか、言い訳本というか、中田前横浜市長に対する印象によって違うでしょうが、読んでみてちょっと彼に対する意識が変わったように思います。 いずれにしても、横浜市という大都市の市長経験者としての中田宏の書いた本ですので、一読の価値はあります。 まぁ、現在噂されている大阪市副市長というのは、横浜市の価値を下げるのに充分ですけど・・・。 『政治家の殺し方』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344020855/ref=a…4344020855 ★★★★☆ |
忘れられない本について書かれたブログを読んで、メールを出したら返事が。 聴覚障害の女性と関西弁を話す男性の恋愛小説です。 聴覚障害について、実に真摯に、そしてそれを重くなりすぎずに書きながら、それをメインとするのではなく、あくまでも恋愛小説に仕立てています。 聴覚障害にもいろいろあって、彼女は感音性難聴。今まで、あまり意識したことはなかったのですが、やはり人それぞれで、違うんですね。それを知っただけでも、少し勉強になりました。 『レインツリーの国』は図書館戦争シリーズ第二弾 『図書館内乱』 http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=4464 中に、架 … [続きを読む] |
有川さんの作品にしては、ちょっと暗い話題の物語。でも、だんだんよい方向に!? 三か月で会社を辞め、その後のバイトでも長く続かない男が、母親の病気を機に、一念発起。 次第に社会のことがわかりはじめ・・・。 主に電車の中で読んでいたのですが、降りる駅についてもやめられないおもしろさ(笑っちゃうおもしろさじゃなく)で、あっという間に読み終わりました。 フジテレビのサイト http://www.fujitv.co.jp/ie-wo-kau/index.html 『フリーター、家を買う。』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344017226/ref=a…eASIN=4344 … [続きを読む] |
高知県庁に生まれた“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、入庁3年目の若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家・吉門喬介に観光特使就任を打診します。しかし、…。 お役所仕事と民間感覚の狭間で、掛水の奮闘を描く作品。そんな中にも恋の話も、というのが有川さんの小説らしいところ。 それにしても、役所の体質をおもしろおかしく、しかも的確に表現しているところは読んでいて、そうそうとか、ん〜、と考えさせられます。 全国の地方公務員の皆さまにオススメします。 ちなみに、高知県おもてなし課のウェブサイトはこちら http://www.pref … [続きを読む] |
ドラマ化されテレビ(見てませんが。)でも話題になった、高校生が運営するレストランのできるまでの話です。 村林氏の熱意と愛情で、高校生が育つ様子は感動物です。 巻末のレシピといっしょに掲載されている料理の写真は、とっても美味しそうで、空腹のときに見てはいけませんね。 『高校生レストラン、本日も満席。』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4903816028/ref=a…4903816028 ★★★★☆ |
2年前に読んだ 『ブラックペアン1988』(海堂 尊・講談社) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=19406 の2年後を描いた続編です。 かなり、内容を忘れていますが。 東城大学医学部付属病院の世良雅志が、心臓外科医・天城雪彦に佐伯病院長からのメッセージを届けるという使命を受け、ニースで開かれた学会に出席する物の、天城はドタキャン。仕方なく、彼の職場であるモナコ公国のモンテカルロ・ハートセンターを訪れるのですが、・・・。 とてもおもしろい内容で、楽しめました。 最後は、続編があるのかというような終わり方ですが、何に続くのでしょうか? 『チーム・バチ … [続きを読む] |
横浜を舞台にした映画で話題になっている「コクリコ坂から」ですが、その原作となっている漫画を読んでみました。その漫画の原作は佐山哲郎ということのようです。 文庫版を読んだので、最初文字が小さくて驚きましたが、慣れると何とか読めます。 いかにも少女漫画という感じです。最初、人物の区別がしにくくて困りました。 映画とはかなり内容が違っていて、そもそも、時代設定が1970年ですので、1963年の映画とは7年違います。ストーリーもかなり違い、どちらかというと、映画の方が好きかもしれません、私は。 『コクリコ坂から』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/ … [続きを読む] |
短編を集めて一冊の本にしたという感じで、それぞれの物語はリンクしていないのですが、最後の「祈り」がなんとなくそれまでの短編を総括するような流れになっています。 それにしても、最後の「祈り」は全体を一冊の単行本としてまとめるために、それまでの流れを止めてしまって、とってつけたような内容となっていて、しかも、わけがわからないので、ちょっと残念です。(「祈り」がなくても良いかなと思うくらい。) でも、第五回ミステリーズ!新人賞を受賞した「砂漠を走る船の道」など、興味深い作品でした。 『叫びと祈り』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/448801 … [続きを読む] |
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