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http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?com_mode=0&key=18049
2009年07月31日(金) 
https://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=18018
アンドさんの指摘は、ハマッち!のメンバーからなぜ批判がないのか?ということでした。


今回ナカタくんの辞職をめぐり、mixiのコミュ「I LOVE YOKOHAMA」では200近いコメントがトピックに集まっていました。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=44909441&comm_id=262
(mixiの登録の方はごらんになれるかと思います)
まともなものからそうでないものまで、ナカタ氏への賛意から批判までいろいろあるのは当然ですが、こうしたコメントがなぜハマッち!にはないのか?

ひとつは、メディアやみくしーで「失敗だ」「無駄遣いだ」と批判されている「Y150」に濃淡はあれどコミットした人たちが多いからなのかな、と類推します。

あくまで類推、です。

お仕事から、市民参加イベントのボランティアまで、いろいろなかかわりがあります。

アンドさんのコメントに書いたけれども、その「コミットした苦さ」が、まったく関わりのない立場からしかできない「気軽な批判」を抑制しているのではないかな、と思っています。

本来はコミットしたことが、苦くちゃいけないんだけれど。
かかわった人には、苦労の分、プロジェクトが実現する喜びがなくちゃいけないと思うのだが。

だからきっと、ゆっくりもう少し時間をかけて聞いていくと、より深い批判の言葉は出てくると思います。


 もうひとつ、アンドさんのブログを読み、コメントする中で感じたことがあります。
 やっぱりハマッち!でやらねばならないのは、Y150の光と影について、かかわったみんなの言葉を冷静に残していくことなのではないかと思いました。

私自身は、ベイサイドでもヒルサイドでも自分自身でイベントを主催し、仲間を集めてプロジェクトをやっているわけではありません。
ただ、口頭や個人的なメッセージとして参加したひと、かかわった人が感じたことを聞くことはよくあります。
特に、ブログには書きにくい負の感覚についてお話を聞くことがありました。
参加者が感じたことは、負の感情も含めて、Y150のありのままとして、ログにしておく必要がある気がするのです。

単に無駄遣いだったのか?
単に自己満足なイベントだったのか?
ただ、きれいな言葉だけが残るのもうそだし、否定的な言葉だけが行き交うのもうそであると思うのです。

当たり前だけど、失敗から学んだり、幻滅から歩き出したり、もちろん予定通りにいかないことからさえ、愉快なことが転がってきたりする。
一人ひとりの、その経験の振り返りが、きれいごとでなく/かといって否定ばかりでなく、残ったらいいのにな、とおもいます。

(コミュでも立てるか、アンケートなどするかといろいろ考えます。)
リアルでもちゃんと話せたらいいですよね。
批判してもいいと思うのですよ、もちろん。
そういう感情も共有しつつ、吐き出せたら、また次に繰り返さないための準備ができるのではないかなあ。
楽観的すぎるだろうか。

どんな形がいいんでしょうね。

閲覧数5,745 カテゴリ日記 コメント15 投稿日時2009/07/31 00:50
公開範囲外部公開
コメント(15)
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  • 2009/07/31 06:27
    MasaGonさん
    > hopeさん

    >もうおきてしまったことを批判するのはしかたないし、「後ろ向き」なのかな。
    >私はそうは思いませんが。

    ここは、僕が「他方で、「あそこはもっとああすれば良い」「こう改善した方が良かった」という視点こそが必要なのであって、それは批判とは全く別物なのだと思います。」と書いた点で基本的に同意な訳ですが、「批判」という言葉はどこかしっくりこない。それは暗に「非難」の語感が含まれているからなのではないかと思います。

    (1)物事の可否に検討を加え、評価・判定すること。
    (2)誤っている点やよくない点を指摘し、あげつらうこと。

    意味的には、両方あるんですね。でも、普通(2)の意味で使われることが多そうな気がする。同様に「反省」という言葉もあまり好きではないです。
    次項有
  • 2009/07/31 07:55
    鉛筆hopeさん
    > MasaGonさん

    言葉の定義に入っていくのは本意ではないのですが・・・。
    わたくし自身は、批判という言葉を
    まずは(1)の意味として使いたいという意思はあります。それを確認したうえで、以下・・。


    ある「事実」に対して「非難したい」という感情がわいてくることがありますよね。

    非難というと強い語感ですが「おかしいんぢゃないか」という感情。あるいは「こんなことがあっていいのか」という感情。

    これを、事実でないことで煽ると、罵詈雑言のやりとりになり、2ちゃんねるになってしまう。そんな状況をつくりたいわけではまったくない。

    ただ、どうなのかな・・・。
    「おかしいんぢゃないか」という感情を表現してからでないと、あるいはそういう気持ちを持ってしまうことについて、

    ある種の共感を示してもらわないと、安心して自分自身を表現しても大丈夫な関係だ、という「場やひとへの信頼」が育まれないのではないか、という思いも、私は同時に持っています。
    それはあくまで、感情的な部分に過ぎないのかもしれないけれど。

    ま~、子どもが散々、親にわがままを言って親の寛容性や愛情を試す、みたいなこととちょっと似てるかもしれない(笑)。
    「こんな自分でもアイセルか?」と。

     ハマッち!が、安心・安全な場であることはとても大切なのだけれど、暗黙のうちに「お利口さん」な言葉しか表現できない場、と思われてしまったら、ちょっとつらいな、と思うわけです。

    このあたりは、さじ加減が難しいですね。

    「コミュニティと自由の戦場」です。
    http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5…amp;sr=1-1





    次項有
  • 2009/07/31 11:22
    itamiさん
    県外からずっとハマっちのみなさんの活動と熱気をうらやましく思っていて、転居後少しだけですがヒルサイドに関わった者からすると、現状はなんともいえずもどかしくつらく感じます。
    ずっと関わってこられた方たちの胸のうちを思うとやるせない思いでいっぱいです。

    Y150博は失敗で金の無駄遣いだー、市長辞任は責任放棄だー、誰が責任とるのかー、という批判をすることは易しい。(ケド勿論大事デス。)
    ただ博覧会は9月末まで続くわけで、これからプロジェクト始動のブースだってあるわけです。
    こんな敗戦処理状況の中でやり続ける動機付けをどうしていくのか。そっちも気になるのです。

    ポストY150も大切なのですが、その前に
    中間状況でどうたてなおすかではないのでしょうか?
    現状把握と今後の対策について、市民も巻き込んだ形で何かやる予定があるのか、知りたく思います。

    どうしてひとつひとつはいい活動なのに、実際会場に行ったときにその良さがぐっと伝わってこないのか、来てるお客さんたちもいまいちピンときていないのか、その辺のことを企画運営してる代理店の人たち含めて、話し合いたいし、話し合っておられるなら市民に公開してほしいと思います。

    私が単純に疑問視し、ききたいと思ってるのは、
    1)つなガール、あそボーイ のあの電車吊りなどの広告ですが、市民創発のほんらいの趣旨とずれてるように感じる。
    あれを見る限りでは竹の海原の屋根がまるでアスレチックのように見え、「あそボーイ」の文字とあいまって、子供を徹底的に体を使って遊ばせる施設なのかと勘違いしそうです。
    実際私はそう思ってお手伝いにいったので、会場についたとき違和感を感じてしまいました。
    あの広告はズーラシアに来る親子連れを集客するための手段なのでしょうけど、本来のターゲット設定はどうなっていたのか?

    2)市民創発プロジェクトに企画段階でどれだけ本部がコミットメントしたのかをしりたい。
    お金与えて丸投げではなかったのか、
    個々のプロジェクトリーダーがちゃんと長期間運営できる手助けの手段をきっちり最初の段階で与えたのか。

    3)そもそもなんであの場所で開催したのか?

    その辺がとてもとても知りたく思います。
    で、それを踏まえたうえで、
    これからまだ暑い中やっていかないといけない出展者が
    意欲をもって全うできるように支援していかないといけないんじゃないでしょうか?

    そこまで道筋をつけてから辞めてほしかったな、市長は。

    (すみません、大して参加してないし、情報を拾ってもないのに発言して・。)
    次項有
  • 2009/07/31 12:15
    鉛筆hopeさん
    > itamiさん

    率直な意見、どうもありがとう。
    参加した度合いの浅い深い、それにかかわる正しい/正しくないではなく、それぞれ固有の経験から持ち寄った感覚を、オープンに言葉にできる場であるといいな、と私は思います。

    当初は「愚痴に過ぎない」という語り口も、本当はとても残念な気持ちの表れ、とも考えられるわけで、話していくうちに、次のアクションにつながることもあるかもしれません。

    itamiが感じたようなことを、いったいどこでどんなふうにフラットに共有したらいいのかな、と考え続けています。
    次項有
  • 2009/07/31 12:18
    鉛筆hopeさん
    > さすらいの尺八マンさん

    こんにちは!
    利用規約、いつでも読み返していただけるとありがたいですが・・??


    次項有
  • 2009/07/31 12:28
    アンドさん
    > hopeさん
    >ただ、それでも「異常」と表現されると、悲しいものですね。

    そうなのです。

    この中田事件を知り、、きっと盛り上がっているだろうと勝手に
    想像して久しぶりにハマっちを開いてみてら?・・・アレッ?静か!

    それを見て「異常!」と思った自分がいた!
    ・・・これが僕にとっての始まり。

    人任せにして斜に構え、クールに見ている方が楽だけど、
    僕もハマッちの一員で有る以上、「だっから自分で言えよ!」
    となったわけです。セルフ突っ込みです。

    その前に、自前のブログでは言葉が未整理のままですが、
    自分の感じた意見を書いていましたのでね。

    この僕の意見がマジョリティーであるかどうか?ではなく、
    意思表示する、ということに意義を見いだしているのでした。

    >余談ですが、ハマッち!の運営主体である市民参加プラットホーム推進委員会の山崎洋子委員長は神奈川新聞紙上でかなり明確に怒りを示していましたね、そういえば。。

    そのとおりですね。
    山崎さんは立場上中田市長との露出も多いため、中田寄りと思われている人も多いと聞いています。
    実際はきちんと是々非々をおっしゃっている人ですね。
    山崎さんのご意見は立派でした。

    建設的な今後へシフトを移すことはもちろん大切ですが、やはり言うことは言っとかないと!ということでした。
    次項有
  • 2009/07/31 12:32
    鉛筆hopeさん
    > アンドさん

    了解です!
    よくわかりましたです!
    こうやって、つたなくても考えたり、ひとの思いを知ったり、意見をまとめるきっかけになること自体が価値あると思います。これはわたくしの自己満足かもしれませんが。

    ほんとうは、わたくしは、どんな町にしたい、ということが語り合える時間がほしい、ということなのかもしれません。
    次項有
  • 2009/07/31 17:04
    MasaGonさん
    > hopeさん

    きっと単純に感情で共感できる人と、事実で裏付けされないと共感できない人ってのはいるのかもしれません。どっちもアリだと思います。

    ただ、なぜ批判しないのかと問われれば、僕はどちらかというと後者だからという答えになるのかなと思います。批判するほどの客観材料がないのです。

    批判する人を批判するつもりも全然無いし、そういう考えもあるんだなぁ、なるほどなぁという納得する感覚というのだろうか。

    次の市長を選ぶ時間がないと言われれば、そうかもしれないと思うし、逆に1週間でも1ヶ月でも、このチャンスの場で、幸運の女神の前髪をつかむことができないやつはその資格がないと言われれば、それも一理あると思う。

    とはいえ、「さすがにそれは主観的すぎるだろう!」って思う批判は、mixiのスレなんかでは多々ありますけど...(笑)

    ハマっち!はいいバランスなんじゃないのかなぁ、と個人的には思います。

    次項有
  • 2009/07/31 17:54
    MasaGonさん
    オススメの本、おもしろそうなので、Amazonで発注しました。

    あと、関連して共感できる記事を。
    http://mojix.org/2009/07/31/us_kibou_jp_kiki

    もしかすると、自分は希望駆動型なのかもしれないと思いました。(だからアメリカ人と仕事していると楽しいのかぁ?!)
    次項有
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