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2008年02月09日(土) 
サラリーマンをやっていた頃、まっすぐ帰るのが嫌で立ち寄っていた店のひとつに、常磐町の「パリ」があり、確かにマティーニは「極上」だった。先代のママがやっていた頃で、あまりに美味いので三杯目を頼むと、「あなた、大丈夫?帰れるの?」と言われたが、自宅には歩いて帰れるし、全く酔っている気もしなかったので、負けずに飲み続けた。そのママからその店の由来やなぜか日本郵船の名が入っているグラスや後ろのテーブル席には座ってはいけない話や、あれやこれやの「横浜とパリ」の話が面白かったので、ずっと立って飲んでいることも忘れた。マティーニには、パールオニオンが沈んでいて、オリーブではないので他の店の古い主人からは、「ギブソンというべきでしょうねぇ」とも言われたが、私は「マティーニ」と言って出してくれたのでそれでいいと思っている。気分のいい店で気分のいい時間を過ごし、気分よくネグラに歩いて帰ることができる。「住みやすい」街である。
閲覧数4,654 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2008/02/09 17:11
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2008/02/09 18:02
    横浜らしいいい話ですね。
    お酒が飲めたらいいのになぁと思います。
    次項有
  • 2008/02/09 18:34
    最近、人を「酔わせる」のは「人」のような、気がしますが...
    次項有
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古くて新しい味わい深い邑(まち)、横浜を私たちの故郷にしたい。
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