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2008年09月22日(月) 
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こちらのブログのコメントとして書いたものですが、余りに長くてスパムな感じがしましたので、わたくしのブログ記事としてエントリしたうえで、先方へのリンクの場としたいと思います。
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風乃さん

コメント対応、ありがとうございます。

京都メディアフェスティバル実行委員長の津田正夫・立命館大教授から返信をいただきました。

みなさんがさまざまに書かれているので、どうしようかな、と思い、「メッセージのほうが良いか?」とも思いましたが、京都に確認するということをわたくし自身こちらのコメント欄に書いたこと、

またMasagonさんの
「一端公開の場で掲載・議論されたものを、後で引っ込めて個別で、というのは、あらぬ誤解を招く恐れがありますので、この件に関しては、個別のやりとりを差し控えさせていただきたいと思います」
という指摘に同意するものとして、簡単ではございますが、掲載したいと思います。

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神奈川新聞社・宮島真希子さま

京都メディフェス実行委員会・津田です。
昨夜まで学生との合宿で不在でしたので、お返事が遅れてすみません。

もうすでに、誰かがお答えしたかも知れませんが、僕が知る限りでは

「(横浜からの参加者で二日目に打ち上げをしていた人たちは)
 後片付けが嫌で逃げた人たちですよ。」

というような事実はないのではないでしょうか。

打ち上げは20:30からでしたが、当日分の片付けはもっと早く終わっていて、
(さまざまな撤収は16日までありましたが)、およそみんなが終わってから打ち上げに
入ったので、横浜の方々だけ早く、ということはなかったと思います。
ご安心ください。
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以上となります。
さらに詳しい状況をお知りになりたい場合、わたくし経由の回答では納得できないという場合は、直接事務局にお尋ねください。
E-mail: info@shiminmedia-kyoto.jp

ただ、風乃さんのコメントを拝見していると、京都の人たちの多くがどのように思ったか、ということはたぶんもう、あまり関係ないし、京都の方たちが「(風乃さんの知人の方は)誤解していますよ」と直接申し上げたとしても、きっと「誤解されるようなことをしたこと自体は消えない」というロジックになり、あまり幸せな方向に議論が展開しないと、わたくしは感じています。

わたくしが当初から違和感を感じていたのは、内容でなく風乃さんの「手法」でした。

「申し訳ない」と書かれていますが「ハマっ子の恥」というタイトルはそのままです。

個人の批判をするな、とはいいませんが、インターネットという公共の空間で、公人ではない個人を批判するには、それなりの手続きと配慮が必要だと考えています。そして、地域SNSも、クローズドだとはいえ、公共の空間です。

これだけの攻撃をするにも、当事者が納得し、今後の活動の糧になるようなクオリティが要求されると思います。

風乃さんの場合は、手法によってクオリティが損なわれている、わたくしはそう思います。

できれば、京都の状況を何人か別の人に確認し、そのうえで判断してもよかったでしょうし、「逃げた人たちだ」と断定した知人のかたに「こうだよ」と、事情を説明することもできたのではないでしょうか。

「ハマっ子の恥」というかなり激烈なタイトルは、わたくしは今でもある特定の人たちに向けられたものとして不適切だし、事実誤認だと思います。

新聞でいえば「誤報」の類になると思っています。

そのようなラベリングを特定の人にすることによって、ものごとが良い方向に動くのなら、あえてそのような感情的なタイトルを付す意味もあるのかもしれませんが、事実と異なっているのなら、あまり幸せな状態ではないと思います。

また、風乃さんが「組織/フリー」「明暗」と二分にものごとを把握されているのがなぜなのかという理由や、「フラットの明暗」と指摘されている点は、わたくしにはない視点なので、今後ブログなどでそのくわしい内容を拝見したいなぁと思っています。

わたしは、橋本さん、Masasan、晶子さんのおっしゃることに共感していますし、とくに橋本さんのコメントは過不足なく感情的にもなっておらず、すごいなあと思っています。

ヒエラルキー的組織がもう構造的に破綻していることも組織内にいて身にしみています。
(リーダーシップが必要ない、ということではないですよ。リーダーに必要な資質が、クローズドな垂直統合型とオープンな水平展開型では異なる、ということです)


3日ほど前、(まちづくりに関心ある風乃さんならご存知かと思いますが)加藤哲夫さんというせんだい・みやぎNPOセンター代表理事の方が書いた「市民の日本語―NPOの可能性とコミュニケーション」(ひつじ市民新書)を読みました。

http://www.amazon.co.jp/%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%AE…4894761661

そのなかで加藤さんは「人さまに迷惑をかけない、ということを連呼され、教育され、内面化していくことが、人と人のあいだに壁をつくり、孤独化していく」と書いています。

逆にいうと「迷惑をかけあえる関係」がある意味、さまざまな可能性を拓いていくのではないか、ということも。

言いたいことを言い合えるのはとてもいいと思います。
そのなかで、ときには傷ついたり傷つけることも、当たり前にあると思います。
加藤さんの「迷惑をかけあう」という言葉にはそうした営みが含まれていると思います。

ただ、インターネット空間はパブリックな場であるとわたくしは考えています。しかも表情も口調もわからない。
だからこそ、丁寧な事実確認とコミュニケーションが必要だと、考えています。


閲覧数2,866 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/09/22 16:07
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