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2007年04月14日(土) 
さかなさんとsugi-さんに連れられ、初めてお笑いライブに行った。

http://www.hamakei.com/headline/2301/

場所は新山下の「うるうるま」。http://www.uruuruma.com/
久々の沖縄料理である。

家にTVがないので、お笑い番組は見ない。たぶんTVがある日常でもバラエティー番組はまったく面白いと思えず、わたしのお笑いにおけるアイドルは、いまも「やす・きよ」のままであるという、きわめて保守的な人間である。

ライブをしたのは「しゃもじ」というユニット。
ライブは非常に面白かった。
チャージ1500円で延べ1時間半近く楽しめた。

というか、タレントを金をかけてそろえつつも、テレビというメディアがもう、本当につまらないことが、ライブを見ることによって露になった気がした。
やすきよのころは、テレビのお笑いだって面白かったけどなぁ

彼らのファンたちが7、8人来ていた。
このグループはmixiのコミュのグループだという。
彼らは、この「しゃもじ」というユニットの東京上陸を実現するため、熱心に誘致メールを送り、告知ビラをライブを行う地域の飲食店を回って貼らせてもらい、3日連続のライブに毎晩通っているのである。

某人気動画サイトを運営する企業で働くTさんという女性は、沖縄が好きでいろいろ情報を集めているうち、FM那覇のpodcastingをダウンロードするようになったという。
そのときに、かならず一緒にダウンロードされてしまうお笑いpodcastは最初は邪魔な存在で、まったく聞かなかった。
けれどあるときひまつぶしに聞いてみたのだという。「すっごく面白くて、これは聞かないともったいないコンテンツだったんだ!」ということに気づき、そこからのめりこんだという。

自分だけの面白さを発見したとき、その面白さが比類なきものであると、それがまわりの誰にも理解されなくても、一種の陶酔状態になることがあるけど、そんな感じだったのではないだろうか。

周りに理解者がいなくても、同志を探すことのできるツールが、いまはある。
それが巨大SNS,この場合はmixiなのだろう。
彼女は、当然のように、mixi内でコミュをみつけ、点を線にして線を一つの力にしていったように思う。その力にしていく過程が、たまらなくワクワク感に満ちているのだとおもう。
いままでなかったつながりをベースに、自分が楽しいと思うことのために、自分の力を使う。
それが、自分発のイベント=プロジェクトの力で、それが仕事であれPRIVATEであれ、自分を違うステージに連れて行く。違う風景に連れて行く。
新たなつながりを伴って。

「mixiがなければ、ここまでこなかった」と彼女は言っていた。

コンテンツに力があれば、podcastingとSNSでもうつながりは生まれる。
「数十人、数百人のコミュニティは、もうすぐにできてしまうねぇ」とはsugi-氏の言葉。
もちろん、それが維持されるかどうかはまた別の問題だ。

ただし、ある時間に幸せを感じること、さらにその時間を共有する喜びを得ることは、維持されるか否かにはかかわらず、個にとって大切な、必要なことだと思う。

津波がきていることは頭でずっとわかっていた。

だけど、きょうのライブ、そして何人もの笑顔が、
インターネットなしには絶対に生まれなかったことを思うと
ほんとうに激流のなかにいることを
思い知らされたのであった。

願わくば、きょうのTさんのような笑顔を
あちこちに咲かせるような仕事がしたいものです。

閲覧数12,893 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2007/04/14 01:39
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